十 ~忍法魔界転生~(13) (ヤングマガジンコミックス)
十 ~忍法魔界転生~(13) (ヤングマガジンコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
通常、最終巻の、しかもクライマックスともなれば、作者は酔いを覚えるものだ。それはコミカライズにおいても同様だろう。画に、演出に、酔いが過剰さをもたらせ、それが読者に興醒めを引き起こすケースが多々ある。しかし、せがわまさきは、あくまでも原作に忠実にクライマックスを描くことに徹する。そんな原作への徹底したリスペクトこそが、山田風太郎の忍法帖、そのコミカライズを成功に導いているのだ。
2018/08/07
十六夜(いざよい)
七人の魔人のうち、六人までを討ち果たした柳生十兵衛。残る一人は、あの"宮本武蔵"。沈黙を続けてきた"剣の求道者"は何を思い、何を求めるのか?宮本武蔵がまさかの謀反により魔人一派は武蔵のみに。最後は駆け引きなしの武蔵と十兵衛の一騎打ちとなった。佐々木小次郎との決闘と絡めながら、短いけど躍動感あるラストだった。せがわさんの十兵衛シリーズ、良いな。
2022/03/10
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
ここまで描いてきて最後は武蔵との一騎打ちで終了。収まるところに収まった気もするし、あっさりしすぎの気もするし、原作読み直して確認ですね
2018/08/20
getsuki
ついに完結。原作とラストシーンが違う。これはこれでいいが、せがわ絵であのラストシーンを見たかった……という気持ちもあるので複雑。
2018/08/10
コリエル
完結。見開きを多用して、見得を切る十兵衛が格好良くて、このへんは絵になったおかげで原作よりも良かった。せがわまさきの描く十兵衛もこれで見納めかと思うと寂しい。
2018/08/06
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