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サーラレーオ

サーラレーオ

サーラレーオ

作家
新庄耕
出版社
講談社
発売日
2018-08-23
ISBN
9784065124574
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サーラレーオ / 感想・レビュー

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nana

最低最悪というまでもなかったような。短いのであっという間に読了。 麻薬関係の話は苦手。

2018/10/13

yoshimi

【Net Galleyにて読了】裕福な家庭に生まれ育った主人公が、人生の坂道を面白いほどに転げ落ちていく姿と、バンコク特有のギラついた熱気との対比が鮮やか。刹那的な衝動、刹那的な毎日。ちっぽけなプライドに縋って他者を見下す主人公は清々しいほどにゲスい。逃げて逃げて逃げて。でも何かに守ってもらいたい。誰かにわかってもらいたい。独りよがりが過ぎる彼はまさにサーラレーオ。疾走感に呑まれて一気読み。

2018/08/05

アキ

本の舞台となった昔訪れたバンコクの街や空気を懐かしく想い出した。すぐに汗ばむ気候、騒音と半端ない交通量のトュクトュク、猥雑なゴーゴーバー、怪しげな屋台の料理、チャオプラヤー川の連絡船からの川風、ルーフトップバーからの眺め、これぞバンコクだが、全世界のバックパッカーだけでなく、各国から逃れてきたやばい人間が紛れてる街でもある。「マイペンライ。サバイサバイ」の国。図書館でジャケ借り。でも残念ながら小説の終わり方は、サーラレーオでした。

2018/09/08

ねこミー

新庄耕氏の作品を最近読んでいます。この作品は、主人公の劣等感から、薬物栽培で成り上がろうとする様が描かれています。タイの描写が随所にあり、一度訪れてみたいと思いました。

2021/05/01

黒猫

タイと日本を舞台に大麻を巡り、仲間、金、友情をなくした主人公が破滅の道を辿る物語。マサに金を借りる手はずを整えるも、自分からキレて逃げ出す場面はよく意味がわからない。デビュー作の狭小邸宅が鮮烈だっただけにちょっと期待はずれだが数時間で読めるからお手軽。登場人物のキャラが尻切れとんぼなのは短編だから仕方ないか。次に期待。

2018/11/10

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