心理学者が教える 読ませる技術 聞かせる技術 心を動かす、わかりやすい表現のコツ (ブルーバックス 2064)
心理学者が教える 読ませる技術 聞かせる技術 心を動かす、わかりやすい表現のコツ (ブルーバックス 2064)
- 作家
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2018-07-18
- ISBN
- 9784065124635
心理学者が教える 読ませる技術 聞かせる技術 心を動かす、わかりやすい表現のコツ (ブルーバックス 2064) / 感想・レビュー
KAZOO
私もいくつか講演やセミナー、授業などを行っているのですが、相手に本当に伝わっているのか反応がよくわからないときがあります。人数が10人前後のときはいいのですが、50人以上になるとその反応がわかりません。この本はそのような場合にどうすればわかりやっすくなるかをかなり懇切丁寧に書かれています。参考になると感じられる箇所は多いのですが、相手の理解の反応をどうとらえていくかをもっと知りたい気がしました。
2019/05/04
おひさまリボン
わかりやすい文章作りは「なぜ、なぜ」を出発点として、「?」が気持ちよくわかっていきながら内容を徐々に難しくしていくことという話が参考になった。スマホ主流の今は、文章に立ち止まってもらいにくい。調べによると、現代はわかりやすさが一番重視されているんだとか。日本語も変わっていくのね。
2018/09/01
tolucky1962
教え方を教育心理学から解説。議論のベースは図1-1人間の情報処理のマクロモデル。人の入出力、短期記憶(作業記憶)貯蔵器庫、長期記憶貯蔵庫。わかりたいと思わせるために、情緒に訴え、知的好奇心をわかせ、利益を示し、わかりそうと思わせる。わかりやすさのため、結果、全体像、目的・意味、具体例を示しメリハリをつける。熱意を感じてもらうには時間に遅れない、準備に時間をかける、方法を工夫する。人は頭にあるメンタルモデルを使って理解するので、他者のモデルを配慮することなど具体的。授業の方法として勉強になる内容。
2019/03/24
武井 康則
認知心理学者が、分かるとはどいうことかという立場から始める。プロローグでは本書をわかりやすくするためにどんな工夫をしてあるかまで説明している。が、面白くない。箇条書きを読んでいるよう。分かりやすいことと面白いこととは違うし、もし面白ければ、少々難があっても分かるだろう。ただ、「面白い」となればハードルが高くなりすぎるだろう。
2019/01/29
coldsurgeon
認知心理学を基に、読んだり聞いた入りしていいる時に、人は何を根拠にわかったと感じるかを説明している。人の理解の仕方をまず知った上で、それに基づいて理解のさせ方をしらないといけない。論理的にわからせることが大切だと思いがちだが、行動的に、直感的に、さらには感情を伴う確信的にわかる、気持ちよくわかる、というようなことが大切なようだ。
2018/10/15
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