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すぐ死ぬんだから

すぐ死ぬんだから

すぐ死ぬんだから

作家
内館牧子
出版社
講談社
発売日
2018-08-23
ISBN
9784065125854
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すぐ死ぬんだから / 感想・レビュー

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鉄之助

さすが内館さん、脚本家出身だけに会話のリズムが最高。地の文で主人公・ハナの心の声が、歯切れ良くてスッキリ。普段何となく思っている事を代弁してくれた。一般老人はなぜ、お金がないのか? その答えは「貯金するからだ!」 老後のために、とせっせと貯める。「今が老後だろうが」。今使わないでいつ使うんだ。品格ある”衰退”のために、実のあるお金、時間を使おう。

2024/07/30

Yunemo

先ずは終わった人の続編かなとの想いで手に。ちょっと違ってましたね。表紙の絵、あるある‼反面ちょっとこの服装はしたくないな、との想い。何だか後半があるために、受け取る側が考えてた論点とズレてしまい、終わった人との違いが鮮明に、これが終活という意味なのかも。それにしても表現される品格ある衰退、老いを定義付けているようで何ともしっくり来ずに。ここでも出てくる姻族関係終了届、当たり前の時代になってくるかも。作中で表現される「何とでもなる」は若者と老人のもの、確かにねと頷いて。何となく感ずる独居の定義、身に沁みて。

2018/09/16

うっちー

私は「すぐ定年だから」です

2018/11/27

いつでも母さん

『セルフネグレクト』その道を真っ直ぐ歩いてるのは私かも・・って幾つも心に刺さる言葉があった(汗)アンチエイジングや実年齢より若く!なんて望まないが、いつも小ざっぱり清潔な高齢者を目指したい。いや、それはそれとして、このハナさん最強です!特に最愛の夫が急逝してからの言動は感動すら覚える。怒りは人を動かすね。そりゃあないよ岩造さん!って感じが先に来た。女の心の声をこれでもかって位さらけ出して内館牧子さん天晴れでした。ちょっと綺麗に纏まり過ぎた感はあるものの、子どもや孫に思われて幸せなハナさんでした。

2019/04/24

Makoto Yamamoto

78歳の主人公は外見をしっかりし、周りからセンスを褒められ、若く見られることを生きがいにし、夫がそれを褒め、のろける。 好みの人以外への感情がぎすぎすしすぎている。 突然の夫が他界、遺言書から全く違う夫が登場しストーリがガラッと変わる。 生きがいを無くしても、相変わらず他人厳しい生き方だったが。。。 「すぐ死ぬんだから」で大きく変わった方向に。。 スッと読み切ってしまったが、【高齢者は品格あるフェードアウト】が頭に残った。

2020/06/25

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