7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT(6) (ヤングマガジンコミックス)
7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT(6) (ヤングマガジンコミックス) / 感想・レビュー
KAZOO
今回は「マクベス」です。私の好きなシェイクスピアの戯曲のひとつで実際に舞台や映画などを鑑賞しています。確かに一人ですべてをやるというのは難しくこのコミックのようなサポートする人物たちがいるのでできた、ということなのでしょう。舞台構成や音楽などコミックを読んでいるだけで参考になります。
2018/09/22
アーちゃん
劇場戦争の開始と「マクベス」の完成。実は戯曲自体苦手で、粗筋しか知らなかった私には、この本の解説が非常に有難い。またこの巻でシェイクのプロデューサーとしての実力が発揮されているように思います。ラストを変更した舞台マクベス、クライマックスに向かう次巻が楽しみ。
2018/09/27
天の川
チーム・シェイクスピアが表紙でそろい踏み。ワースはチームには入らないのね・・・。皆で討議しながら組み上げていく脚本「マクベス」は当然、重層的な仕上がりに。”綺麗は汚い 汚いは綺麗”三人の魔女に導かれ、夫人に唆され、マクベスが抱いた野望の果ては・・・。海軍大臣一座の邪魔だても撥ね返し、劇場戦争はどんな決着を見るのか楽しみ。ずっと以前、京都南座で江守徹の「マクベス」を観たのを思い出した。
2018/09/17
抹茶モナカ
ハロルド作石さんの画力の向上にハッとさせられる。漫画としては、シェイクスピアの作品は、実は多様な個性のグループでの制作だったというストーリーで、グループの構成員の個性を引き立てる巻となっている。今回は『マクベス』についての話で、ライバルの劇団との興行成績での勝負というサブストーリーで話は進む。演劇がテーマの漫画では、その演劇シーンの描き方が大事な気がするのだけれど、手塚治虫さんの『七色インコ』での演劇シーンの描き方の方が個人的に好み、というか、良かった印象がある。忘れちゃったけど。どんなもんだろう。
2018/11/17
むっきゅー
ロンドン二大劇場による劇場戦争がスタート。序盤劣勢を強いられたストレンジ卿一座は、逆転を狙うためシェイクスピアの新作「マクベス」を投入する。今巻もメッチャ面白かった。プロデューサーのシェイクスピアの指揮のもと、才能の固まりのような仲間達により「マクベス」が創作されていくワクワク感がいいですね。そして、卑劣な海軍大臣一座の妨害に臨機応変に対応するシェイクに脱帽。
2018/09/12
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