継続捜査ゼミ (講談社文庫 こ 25-50)
継続捜査ゼミ (講談社文庫 こ 25-50) / 感想・レビュー
三代目 びあだいまおう
元警視庁刑事で警察学校校長だった小早川は知人の薦めでなんと女子大の教授に。そこでゼミを立ち上げる。実際の未解決事件を題材に『捜査演習』を行う、その名も『継続捜査ゼミ』 集まったのはそれぞれ多少の特技(?)を持つ5人の女子大生で、何故か彼女らに興味を持つリアル警察関係者もオブザーバー参加。学内で起こった些細だが不気味な事件も絡まり、経験値を重ね真相に迫る!任侠シリーズのようなメリハリや盛り上がりはないが、小早川の人柄は同じ中年の身として見習いたい❗それと、女子大生とのゼミ演習と飲み会の仲間に入りたい‼️🙇
2019/03/09
absinthe
面白かった。ミステリとしては味わいが無いし、リアリティもいまいちなのだが。大学内の様子とか、小早川の主観とか、いろいろ読みどころはある。本書は短編集ではないけれど、大きなひとつの事件では無く、3つの小さな事件を扱う。absintheが気に入ったのはデジカメ写真事件。人物たちの人間らしさが気に入った。竹芝教授がいい。その生徒もいい。次回作も楽しみ。
2019/02/25
mihya
元警察学校校長の女子大教授がゼミで過去の未解決事件を調査する。ついでに大学内でのちょっとした事件なんかも解決しちゃう。このシリーズの2作目を読みたくて、読んでみたんだが、重すぎない感じで楽しく読めた。 ゼミ生は全員植物が関係した名前で統一されているようだ。梓と楓の字面が似てて、度々混同してしまった。うぅ…
2023/06/20
tottokopiyo
こんなゼミがあるなら、履修したい‼と思えた。警察を退職した教授と、女子大生が未解決事件を検証していくお話。こんな学生いるよね、という感じで読めました。
2019/01/04
まちゃ
警察学校校長を最後に警察を退官し、三宿女子大教授となった小早川。彼のゼミは、別名『継続捜査ゼミ』。彼と5人の女子大生が挑む課題は公訴時効が廃止された未解決の殺人等重要事案。 実力と人格で女子学生や後輩刑事達に信頼され、事件解決に導く展開は爽快でした。
2020/02/18
感想・レビューをもっと見る