嘘ですけど、なにか? (講談社文庫 き 52-10)
嘘ですけど、なにか? (講談社文庫 き 52-10) / 感想・レビュー
ナルピーチ
これぞ、ザ・エンタメ!毎度の事ながらコミカルに面白可笑しく読ませてくれる。本作も期待値以上の内容で一気読み!編集者として奔放に振舞う“水嶋亜希”。ある日、偶然出会ったエリート官僚と一夜を共にした事を切っ掛けに、予想もつかない事件に巻き込まれていく…。サバサバとした亜希のキャラがなんともカッコいいし、待田の必死で空回りする形相も目に浮かぶ。やはり漫画家としての土台があるから、出てくるキャラの魅せ方がホントに上手!結末もスカッと決めてくれた。亜希ちゃんの更なる活躍も見てみたい。是非ともシリーズ化して下さい!!
2022/05/22
射手座の天使あきちゃん
【ハヅキルーペのCMをイメージして】 世の中のミステリーはありきたり過ぎて読めなーい❕ でもこの本を読むと世界が変わる、思わず笑っちゃうんです。 長時間読んでも飽きないんです。 ちょっと読んでみて下さいね。表紙のイラストも手書きなんです。 わーぉ♪ このクォリティ、さすがはメイド・イン・ジャパン❕。 水嶋亜希だーいすき♡ 続編希望です(笑)。
2018/11/10
のり
嘘も方便と言うが、言葉巧みに自分のペースに引き込む能力?を持つ編集者の「亜希」。ある出来事で運命的な出会い?をはたした相手が、テロ事件を境に奇怪な行動に…エリートなのに、やる事が杜撰過ぎる悪党。こういう奴が国の中枢に絡んでいるのが怖い。一連の事件に巻き込まれた「八郎兵衛」の生い立ちも同情するが、亜希とのコンビは中々良かった。それにしても表紙が著者の直筆画とは驚き。上手すぎる~。
2020/06/12
ぴよこ
何これ!めちゃくちゃ面白かった!木内一裕先生サイコー!何度も声に出して笑う場面あり、ハラハラあり、まあ、先の展開こうなんかなぁという具合ではあったが、自分はかなり 楽しく読めました!
2018/11/05
chiru
わがままな作家の要求を、巧みな嘘でかわすハイスペックな女編集者、亜希。出会ったばかりのイケメン警察官僚の発した“一言”が導火線に火をつけ、爆弾テロへと燃え移っていく。ここからが亜希の本領発揮の連続打。容疑者にされた彼女は、洞察力と話術を駆使して取り調べの舵を奪い取り、警官を手玉にとってしまうし、亜希と少年を拉致した悪者まで味方につけ、事件の誘導を謀る。だけど、少年を守る亜希の決意に、一点の偽りもないところが好き。ユーモアとスリルの両方を兼ね備えた傑作でした♪ ★4.5
2019/07/13
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