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ノラと雑草(1) (モーニングKC)

ノラと雑草(1) (モーニングKC)

ノラと雑草(1) (モーニングKC)

作家
真造圭伍
出版社
講談社
発売日
2018-11-22
ISBN
9784065136089
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ノラと雑草(1) (モーニングKC) / 感想・レビュー

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山口透析鉄

これも電子版の試読より。 作者、巻末に参考文献も挙げていますし、事の本質、当然よく分かって描かれていますね。 アナログ作画っぽい絵柄が殺伐とした作品世界に合いますね。 コミックDAYSでも1巻は読めますね。 貧困問題と自己責任論、社会性のない世間の有象無象の関係等、かなり身に沁みる作品で、身の寄せどころのない詩織さん、このままだと犯罪に巻き込まれるでしょうし、負の連鎖から逃げ出せようにもありませんので……既に全4巻で完結している作品のようでもありますし、続き、やはり読むべき、と感じる作品ですね。

2023/02/04

kanon

こういうのよくあるけど、当人は絶対に悪くない。悪いのは決まって親。大人ってのは勝手である。大人は、こういう作品や事例を読んだり見たりして考えて、子供を育てるとはどういうことか理解することが重要だ。そういうコンテンツを摂取するのも、子供の時代からなのかもしれないけど。

2020/04/22

なつのおすすめあにめ

『The Last of Us』プレイして、すごくよかった関係性。血のつながりのない家族、血のつながりのない親と子。そんな流れを期待するけど。どうなるかな?

2020/08/02

らっこ

踏み込んだ違法JKリフレ店で亡くした娘に似た少女と出会う刑事のお話。ただこの少女の母親が怖く特に音だけのシーンはインパクトありました。母親はっきり描かれないけど、どうしてここまで憎んでるのか。刑事は刑事で娘がどうやって亡くなったか描かれますが、想像が止まらなくなり胃が苦しくなってきます。ファミレスで変顔向けてくる少年のリアクションや鳩が飛んでる一枚絵など、何でもない周囲の描き方だけが救いかも。少女がロクでもない目にあいつつ最後は少し安心し、でも逆に転がっていくのが目に見えてる八方塞がり感でいっぱいです。

2022/08/12

3.5 真造圭伍氏のモーニング連載作。家庭環境の悪い少女が家出し、見知らぬ男を頼りながら転々としているというシチュエーションはめちゃめちゃ既視感がある。そもそも実態としてそういう社会問題があるという前提があっての話ではあるのだが。そこに、娘を水難事故で失った刑事が登場して、職務を超えた関わり合いをしていくというストーリーになりそう。なんか、邦画っぽい。家出少女に下心しかない男がSNSで群がってくる描写は背筋が寒くなる。座間の事件を彷彿とさせるシーンもあるが、時系列的にはどちらが先なんだろう。

2022/06/18

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