悲憤
悲憤 / 感想・レビュー
CTC
講談社刊、なのは聞き手の宮崎学が元週刊現代記者だからか。本書はあの宅見事件で五代目山口組を絶縁された元同組若頭補佐“喧嘩太郎”本人の著作なのである、読まない訳には参らない。実際、冒頭から宅見事件の核心が記される。真偽は中野氏と五代目当人しかわからないことではあるのだが…中野さんはこの事件に起因して多くの配下を亡くしながら、カエシもせず筋を通して今日に至る。そうまでして護ったのが何かと考えれば今更嘘を云う必要はないことはわかる。「中野、“イケイケ”いうのは口だけかいな」ってね…凄い話です。
2018/12/18
芋煮うどん
大阪第三ビルや、神戸オリエンタルホテルで普通に銃撃って。よくよく考えれば怖いよな。それを放置はできんよな。で締め付けた結果が、アポ電強殺、なのかもしれないな
2019/03/18
JUN PRESS
小生が当時仕事で撮影していた写真を使って頂いている本。 中野太郎氏とは、抗争時に邸宅を空撮もしたし、病で倒れられたときも、情報があったので病院まで確かめに行ったりもしてきただけに、御本人の思いがこうして本になるとは、夢にも思わず、出版の話を聞いてビックリしたモノでした。 で、やはりそうだったのですか…、という読後感!
2018/12/18
K.C.
山口組若頭補佐まで務め、絶縁された直参による口伝。 山口組直参の本は複数出ているが、興味深い内容。本の帯で煽るほど、驚愕の新事実が明らかになるという内容ではない。過去の直参の本の内容を否定したり、現代ヤクザ(暴力団)を否定し、警察や暴対法を否定するなど、古い任侠ヤクザとしての義侠心を滲ませる。 療養の身にあって本を起こそうとした意味を感じる。
2018/12/23
どらんかー
人生の総括 読めてよかった
2020/01/15
感想・レビューをもっと見る