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十二人の死にたい子どもたち(3) (アフタヌーンKC)

十二人の死にたい子どもたち(3) (アフタヌーンKC)

十二人の死にたい子どもたち(3) (アフタヌーンKC)

作家
冲方丁
熊倉隆敏
出版社
講談社
発売日
2019-01-07
ISBN
9784065141496
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十二人の死にたい子どもたち(3) (アフタヌーンKC) / 感想・レビュー

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JACK

☆ 自殺志願の子どもたち12人が廃病院に集まった。しかし、そこには既に死体があった。自分たちが殺人の容疑者にされては安心して自殺も出来ない。皆は誰がこの13人目の青年「ゼロ番」を殺したのか推理し、議論していく。論理的な思考で事件を探る者、自分の死で世界を変えたいと主張する者、議論を自分の都合の良い方向に誘導しようとする者、考え無しに発言して場を掻き回す者など、特徴のある登場人物たちの議論に引き込まれます。この推理合戦がとても面白かった。終わり方も秀逸。ぜひ読んでみてほしい作品です。

2019/01/11

かやは

いやー、面白かった。後腐れなくすっきり「死ぬ」ってのも案外難しい。死んだ後どうなるかは自分じゃどうにもできないし。いくら知識があって理路整然だとしても、それだけで人の心を動かせるわけではない。議論とはこういう結果をもたらすために行うんだとわかりやすく表現してくれている作品だった。私はアンリさんが一番魅力的なキャラクターだと思う。

2019/07/01

毎日が日曜日

★★★★ 面白かった。不妊報酬制度なんてものがあるんだね。

2019/01/08

ぴっころ

なにこれ痺れるオチがめちゃくちゃ良いじゃないですか。そんなに期待しないで読んでいてタイトルだけでお客さん釣ってるような話かと思っていたけど、こういった物語で登場人物ほぼ全員好きになるなんて思わなかった

2020/07/25

祐樹一依

【○+】「十二人の怒れる男」的な展開があるべきだろこのタイトルなら。と開幕から思っていたが、なるほどなるほど、こうきましたか。読者が登場人物の目論見をすべて看破するにはヒントが足りなさすぎる、しかしこうあるべき結末なのだろう、きっと。

2019/11/03

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