極北クレイマー2008 (講談社文庫 か 115-8)
極北クレイマー2008 (講談社文庫 か 115-8) / 感想・レビュー
KAZOO
この作者のものは、最初の頃から読んでいるわけではなく講談社文庫になってから読ませてもらっています。ですのでこれが書かれた当時はかなりむかしのことで北海道での自治体の破産などがあったときの頃の市民病院でのドラマです。物語と割り切ってしまってエンタテイメントとして読めばいいのでしょう。ただ職員などのモラルもかなり落ちていることは実際にあったことなのでしょう。最後には続くような感じで書かれています。
2019/03/14
PEN-F
しかしあれだね、役人のお偉いさん方の責任のなすり付け合いほど見ていて滑稽なものはないな🤔 「全ての責任は俺がとるッ‼️👍」...ってな事をぶちかましてくれるお役人様はおらんのか?😭😭😭 ....とか言いながら「人の手柄は俺のモノ!自分のミスは人のせい!」がモットーの私が言えた義理ではないがね...😎😎😎
2020/10/31
レモン
財政破綻都市の市民病院の惨状を想像して書かれたらしいが、想像がノンフィクションになってしまったらしい。やる気のない病院職員や不潔な病棟はこんな病院には絶対お目にかかりたくないと思うが、似たような状態だったなんて信じられない。続編も読んだがまだ再建の真っ只中だったので、モデルになった市は実際どうなったんだろう。姫宮は今作ではドジっ娘封印?三枝部長が医者の鑑のような人物なだけに、なぜこの人が逮捕されなければならないのか…。医療崩壊は現在も着々と進行中なのだろうか。
2023/05/07
Junichi Yamaguchi
『よい終末を』… 地方病院の問題山積。 他作品で活躍する方々の登場には、心踊るものがある。 ただ、中盤くらいに他社から出版された同作品を読了している事に気付いた。。
2019/03/06
かおりん
地方の市民病院に派遣されてきた今中の奮闘&空回りが、哀しくもおかしい。病院の医師や看護師たちも自由奔放で、あだ名がぴったり。姫宮の病院改革はおもしろかったのにすぐいなくなり残念。産科医医療事故や様々な委員会や機構も出て来てドタバタ感が否めない。事件が明るみになり、患者がさらに減り医師逮捕。市長は倒れ、病院では辞表が相次ぐ。経営破綻で立て直しのため世良が登場。ドラマで竹内涼真の新米外科医のイメージが強くて違和感ありまくり。解説を読んでノンフィクションに近いのに驚く。
2019/07/02
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