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大人の問題提起シリーズ さけび(1) (講談社コミックスキス)

大人の問題提起シリーズ さけび(1) (講談社コミックスキス)

大人の問題提起シリーズ さけび(1) (講談社コミックスキス)

作家
ももち麗子
出版社
講談社
発売日
2019-01-11
ISBN
9784065143766
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大人の問題提起シリーズ さけび(1) (講談社コミックスキス) / 感想・レビュー

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ネギっ子gen

# metooは、これまで沈黙してきたセクハラや性暴力の被害者が声をあげた現代のムーブメント。漫画の舞台の2005年当時といえば、被害を受けた人は我慢することがほとんど。派遣社員として働く女性が上司からセクハラを受け、精神的に追い詰められていく姿が怖いほどリアルに描かれる。「二人きりで温泉に行こう」と執拗に誘われ、それを拒否すれば、今度はわざと全員の前でミスを叱責されるなどの職場での嫌がらせが始まるが、派遣会社や労働組合は全く守ってくれない。「全国女性シェルターネット」佐藤かおり事務局長がモデルで監修者。

2019/11/26

kenitirokikuti

懐かしの、と言ってもそんなに読んでたわけではないが、ももち麗子の「問題提起シリーズ」である。講談社マンガの社会派ものは、ちと大味なのであまり好みではないのだけど、まぁ、たまにはいつものチョイスと違うものを▲2005〜06年ごろの白色家電系コールセンターの派遣がセクハラを受けて退社、のち支援を受け訴訟を起こす、というお話。やっぱ講談社には「島耕作」があるから、こういうのを読むと微妙な気持ちになるなァ…。一見さわやかナイスガイふう上司がパワハラ男だった。派遣は社員じゃないので組合は守ってくれなかったり、とか。

2019/04/18

tban

今更だが、見逃せないリアル セクハラに関してはもう10年は問題化していると思う。 しかし、こうしてリアルな描写を見せられると、やはり まだまだ無視できない重要な問題ということがよくわかる。 パワハラとの複合画いかに起こり、いかにオジサン族が 不勉強化という事実から目をそらしてはいけない。 総務、組合関係者は特に男性が全員読むべき名著です。

2019/07/16

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