東京笑芸ざんまい わたしの芸能さんぽ
東京笑芸ざんまい わたしの芸能さんぽ / 感想・レビュー
kinkin
放送作家、高田文夫氏の本。ここ1周間で氏の本は2冊め、それと芸能の本も最近あれこれ読んでいるな。内容は昭和の芸能についてとにかく多くの芸人さんを紹介して相変わらずのダジャレで笑わせながら読ませてくれる。昭和のお笑いはよかったなあと書くとジジイのたわごとと言われそうだけど面白かったかのだから仕方ない。正月なんて朝から晩までお笑いのオンパレード、ネットもSNSなんてなかったからこたつに入って酒呑みながら見たもんだ。正月は今で言うところのステイホーム・・・図書館本
2020/08/01
gtn
著者は明らかに人生の総仕上げにかかっている。このため、ビッグ3時代以前に、一瞬スモール3(せんだみつお、あのねのね、ずうとるび)時代があったことや、海老一染之介染太郎、ビリーバンバン、狩人は「仲の良くない兄弟御三家」だったこと等、著者がいなくなれば完全に消えてしまうプチ歴史を意識的に書き残そうとしている。しかし、著者の長い放送作家人生からすれば、まだほんの一部。これからも名もなき芸人の生き様やヒットしなかった番組の制作秘話を綴ってほしい。
2020/01/20
スプリント
芸能界の裏話をピリっとスパイスの効いた毒舌で紹介しています。
2019/04/30
anken99
高田文夫さんの連載をまとめた三部作。東京の笑い、昭和の笑いを徹底的に解説するものだ。本作も、東京の笑いを追求する者には垂涎の内容。とても勉強になる。ただ、三部作に関しては、やはり圧倒的に最初の作品が群を抜いて内容がよかった。
2022/08/21
牙魔
高田さんといえば、浪人時代に聞いていたオールナイトニッポンでたけしの隣で笑っているオジサン。あの笑いで面白さが倍増してた気がします。本書では「クドカンの師匠」とかずいぶん自慢モードが出てますが、これはたぶん「芸人なら謙遜しても良いが、芸人でもない自分はバカを演じて笑われよう」というある種の意思表明のように思えました。関西の笑いにはあいかわらず厳しいね
2019/07/17
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