水は海に向かって流れる(1) (KCデラックス)
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水は海に向かって流れる(1) (KCデラックス) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
なんとなく買ってみたパンがとても美味しかった、そんな不思議な感覚(よく解らない、笑)。高校進学を機に、叔父が住むシェアハウスに身を寄せた直達。ちょっと変わった大人たちに囲まれた日々。けれど住人のひとり、榊さんとは知られざる因縁があって。直達にも榊さんにも罪は無いのに、家族の過去が歪な壁を造り出す。ふたりの真面目な懊悩をよそに、周囲の人々の困惑が不思議と優しい笑いを醸し出すのが良い。映画化するみたいだが、この空気を表現できるのだろうか?
2023/02/25
ネギっ子gen
家族のもとを離れて始まる、家族の物語。高校への進学を機に、おじさんの家に居候することになった直達。駅に迎えにきたのは若い女性の榊さん。家の住人は、26歳OLの榊さんと、なぜかマンガ家になっていたおじさんの他にも、女装の占い師、メガネの大学教授といずれも曲者揃い。ここに高校1年生の直達を加えた男女5人での一つ屋根の下、奇妙な共同生活が始まったのだが、直達と榊さんとの間には思いもよらぬ因縁が――。“ミスター自制心”・直達の、【俺がいなければ、この人の肩が濡れることはなかったのに】という想いが、切なく……。 ⇒
2022/01/24
ぐっち
田島列島さんの!新刊が!出ましたよ!!家族に内緒で漫画家をやっているおじの下宿先には、腹違いの姉、女装している同級生の兄、そしていろいろ知ってそうな教授と、まさに田島列島全開、ほんのり青春風味のもやもや感。続きも気になります。
2019/05/18
アマニョッキ
お気に入りさんの感想より。好きだなー、すごく。なんかうまく言えないけど本当に好きなかんじ。ちょっとみなさん喋りすぎな気もするけれど。2巻へむかいます。
2019/12/24
さおり
お気に入りさんの感想に釣られて買った本。非常に好みな感じの荘モノでした。マンガに疎い私は、読書メーターやってなかったら知ることなかったんだろうな、この本も作者さんも。あぁ、ありがたや。心に残るフレーズが随所にちりばめられているため、読んでいてふふっと笑ったり、じっと考え込んだり、なんだかざわざわしたり。そんなこんなで、ちょっと時間かかって読みました。で、なにげに重いんだわ。いや、荘モノにはやっぱ、薄暗さが必須やもんね。
2021/02/11
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