13の理由 新装版 (星海社FICTIONS シ 9-1)
13の理由 新装版 (星海社FICTIONS シ 9-1) / 感想・レビュー
うーちゃん
ハンナ・ベイカーはなぜ自殺しなければならなかったのか。同級生だったクレイの元へ届けられた7本のカセットテープには、その"理由"が彼女の肉声で収められていた。ネトフリのドラマの原作。多感な時期にこういうことが積み重なれば、心が深く傷つくというのは理解できるが、ハンナの場合、何とかなる余地はあったんじゃないかなあと思う。「悩んだ末に自分は死ぬのだ、謎を残して・・」と(酷かもしれないけど)酔いしれているようにみえた。他の方のレビューにもあったが、自分が10代の頃に読んでいれば、また違う感想を持っていただろう。
2023/03/14
早々
2019☆29冊目 ハンナが自殺した。数日後、クレイの元にテープの束が届く。その中にはハンナからのメッセージが… なんかやみを感じるね。自分の行動がどんな影響を他の人に与えるか考えずに行動していることって時に人を深く傷つける。
2019/02/19
あか
13の理由 新装版 09年に刊行されたものは既に読了しており今回は改題、改稿を加えたものだ。表紙のイラストも好きだし即決即購入しましたね。〝いじめ〟この問題はどの時代にも根強く残ってますよね、ハンナもそれが原因で命を絶った1人です色々な原因が不運にも度重なり結果最悪な事態を引き起こしてしまった残されたカセットテープ〝遺書〟を巡り展開される話、衝撃の事実が次々と出てきてクレイも精神的にやられてしまってますね。いじめる人が悪いのは確かだけどいじめられる人にも原因があるのかなと思いました。(フィクションです)。
2019/01/21
りらこ
若い頃は誰でも濃淡はあってもこういう感情持ってるよね?自分の過去を振り返っても決して能天気なだけの毎日じゃなかった事を思い出すな。ハンナの苦しい気持ちは側からは「わかる」なんて言える事じゃないけどさ。彼女も誰かを傷つけてるんじゃない?クレイはショック受けてたし。どうしても誰にも寄り添えず、なんとなく終了。おばさんになった今だから寄り添えなかったのかどうかはわかんないけど。死んでからテープ送るって…どうよ?
2019/10/07
chicoco
2019年発行。2009年版を手に取る機会をのがしたままになっていました。新装版が出てよかったです。
2019/06/03
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