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大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫 し 111-7)

大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫 し 111-7)

大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫 し 111-7)

作家
周木律
出版社
講談社
発売日
2019-02-15
ISBN
9784065145326
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大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫 し 111-7) / 感想・レビュー

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W-G

藤衛の出番が増えるほど、小物感が強くなり、それはそれで面白い。要は難しい数学の問題が解けてはっちゃけたおじいちゃんが「俺って神?」と勘違いをして、あろうことか周囲がそれを許容してしまったということ。『原点』とか『ゼロ』とか、比喩と現実の区別が誰もつかない不思議な世界のお話。冷静に見れば、シリーズ通して、トリックの9割は”金の力”がもたらしたものなんだよな…と考えるとより藤の卑小さが際立つ。今作のトリックもとても大掛かりなものになっているが、今まで頑なに貫いてきた”回転”への執着は?という残念さが残った。

2019/03/12

ダイ@2019.11.2~一時休止

堂その7。完結編。最後ということで壮大な仕掛けで楽しめました。ただ神はどうなったのということと、前作から感じた十和田の行動が結局よくわからず?

2019/03/17

さばかん

ラスボスとの最終決戦。     とうとう読み終わってしまった……。      いやもうさっぱり皆目見当もつかなかったが、暴かれたトリック。 唖然呆然開いた口が塞がらないとはこのこと。      はぁ……凄い。 凄かった……。

2019/03/12

yu

Kindleにて読了。堂シリーズを一気に読破。終わりは何ともあっけなすぎる。。。藤天皇よ、あっさり負けすぎじゃないかい?非常にめでたしめでたしで終わった感。

2019/05/14

こゆ

メフィスト賞を受賞した『堂』シリーズ、ついに完結!数学要素に絡めたダイナミックな館の仕掛けが魅力で、森博嗣さんと綾辻行人さんを足して2で割ったような世界観の作品。シリーズ中盤の衝撃的な展開に心をポッキリ折られ、後半はなかなか腰が重い読書になったけど(この本も3回借りてやっと読了)、最終巻に相応しい壮大なトリックだった。数学ができすぎるが故に自分を神だと勘違いした体力おばけの教祖様と、その一味の暴走。後半は罪を償わないマッドな数学者たちが嫌で仕方なかったけど、好きだった司の再登場に不覚にも涙ぐむ。→

2022/11/30

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