非リア王 (講談社文庫 か 136-3)
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非リア王 (講談社文庫 か 136-3) / 感想・レビュー
mae.dat
非リア充と言う独自研究。リア充と非リア充を対比していますが、本当は中間種が沢山あって、正規分布しているのではないでしょうかね。端の数%程の人を見比べる事で、顕著に特徴が見出せているのでしょう。主に自身の経験より導き出している様ですが、成る程と思う部分もありました。非リア充と言うものはネガティブな側面“だけ”では無いと言うことも。言葉選びのセンスは、正に焼きカレーの如し。非リア王以外のコーナーはちょっと良く分からなかった。分からないと言えば、何故儂は本書を手にしていたのだろう🤔。
2021/07/14
chantal(シャンタール)
結論はさ、本人が幸せだと思えば、他人に何と思われようと、幸せなんだよ!ってことだよね。例えそれが非リアであってもさ!非リア充についての記述は半分もなくて、途中中だるみ、最後の時事問題コラムには「日本はこのままで本当に大丈夫なのか?」と心配になってしまった。中だるみはしたけど「BBAを殺す会話」には戦慄が走った。以前カープの野村祐輔くんがZARDの曲が好きって言ってて、その理由が「子供の頃お母さんが良く聴いてたから」と言う記事を読んだ時のあの打ちのめされた感覚が蘇った😅
2019/05/28
ブルちゃん
にやけちゃうワードがたくさんあって、ほんとに面白かった🤣 下ネタの感じからしても、男性かと思って読んでたら、まさかの女性😍‼ いやー、天才だと思う🤔笑 これは他の作品も読まなければ🤣
2020/06/14
ピップ
非リア充こそ勝ち組、という自己啓発本(笑) その他連載の都合で、IT用語集、時事ネタの3部に分かれている。いつも通りおもしろいですし、ふざけた感じの中にも本質を突くような文章にはドキッとさせられます。時事ネタの「東京医科大の入試不正」には驚いた。確かに「女性の出産育児に伴う離職率の高さ」が理由であるならば、逆に言うと男性は休ませず自由に労働させて良い、と思われているということなのか(笑) まあ実際有給はあんまり取れないんだけれど^^;
2021/06/27
じーにあす
非リア充…リア充ではない、決してなれはしない人間を熱く語る一冊である…。ちなみにリア充とは、リアル(現実世界)で充実した生活をしている人間である。非リア充、まんま私なので、もう読むたびに、あるある!と頷いてしまう。二人きりで会話が無言、新人に秒で追い抜かれる春、壁に向かって活発でお喋り…。そんな非リア充の美点を無理矢理作って賛美してくれます。そもそも、こういったネガティブなタイプは言葉を変えて昔から存在するので、弱味を笑いにしてくれると実に有り難いし売れて欲しいとも思う。他にIT用語と時事問題コラムあり。
2019/05/19
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