サンティアゴの東 渋谷の西 (講談社文庫 た 132-1)
サンティアゴの東 渋谷の西 (講談社文庫 た 132-1) / 感想・レビュー
いたろう
(再読)サンティアゴ、青森、上海、瀬戸内海の島(直島?)、アントワープ、渋谷、それぞれ国内外の都市、町を舞台にした、6編の短編集。本のタイトルも印象的で、それだけで記憶に残りそうなものなのに、読み終わるまで、以前、単行本で読んでいたことに全く気づかず、読了後、読メに登録しようとして、初めて再読だったことに気がついた。一部、何となく、似たような話を読んだことがあるような気がしたのは、そのせいか(笑) 海外が舞台の小説は、瀧羽さんには珍しいが、具体的な地名とその景色が描かれると、物語のリアリティが増していい。
2020/05/26
涼
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/10/post-696147.html いつもの著者から受ける印象とは、ちょっと違いました。少しほろ苦いというか、後味があまりよくないというか……。
2023/10/26
馨
短編集。海外に国内にいろんな場所で繰り広げられる優しくて、少し寂しくて、でも前向きになれる話。お母さんとベルギー旅行する『アントワープの迷子』が一番好きかな。母と娘って大人になると特に親密な関係になれる存在だと思うのでとても現実的に思えました。
2019/08/08
ネコタ
久しぶりに瀧羽さん。やっぱり落ち着いて読むことができる。サンティアゴから渋谷までいろいろなところでのお話が6篇。どのお話も始まりがちょっと不安な感じではあるけど、最後は明るい方向にお話が進んでいくのがいい。
2020/03/17
えりこんぐ
6つの短編集。サンディアゴ、ベルギー、渋谷etc...世界各地で繰り広げられる人間模様は、切ない中にも少し余韻を残すものばかり。津軽のお寺の話が好きだった。【積読41】
2022/05/28
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