八丁堀の忍(二) 大川端の死闘 (講談社文庫 く 57-7)
八丁堀の忍(二) 大川端の死闘 (講談社文庫 く 57-7) / 感想・レビュー
やま
① 裏伊賀の忍びの隠れ砦(訓練所)から抜けてきた若き忍び鬼市の活躍の物語です。文政十二年(1841)。裏伊賀を抜け出して江戸へ出た鬼市は、柳生新陰流の遣い手で南町奉行所隠密廻り同心、城田新兵衛のもとで、城田組の一員として働いています。城田同心のもとには、料理を作るのが得意で棒術の遣い手て明日院大吾、双子の十手持ちの火の松吉と水の竹吉などの者達が城田組を結成して江戸の町の治安を守っています。そこへ鬼市を追って裏伊賀の頭の息子、赤目の一平太と気取りの伊佐次が、江戸へ出てきます。→
2023/01/28
はつばあば
抜け忍鬼市の活躍!。それにしても耀蔵さんは作家さんから大モテなんですね😜。これだけ悪役に徹するお方ってそういらっしゃらないのじゃないでしょうか。良いお人と言う設定には絶対無い。あの世で後悔されているかもしれませんね。それにしても寺の坊主が何ということを。イヤイヤカトリックの牧師さんでもそう言う人が多いという情報が世界を駆け巡りましたね。さて続きは又明日に😊
2022/06/08
雅
敵役がおもいっきり悪なので鬼市の活躍が心地いい
2019/07/27
真理そら
抜け忍・鬼市(市兵衛)は隠密廻り同心・城田新兵衛の周囲の人々と過ごす中で人間らしさを取り戻していく。「人体兵器」として裏伊賀で過ごした中では習得できていなかった技も使えるようになったりする(マホカンタ的な技とか)。鬼市を追う刺客との対決や、この作者らしく身の養いになるおいしそうな料理や猫も登場して楽しく読めた。
2019/03/20
goodchoice
第2作となり内容がどんどん面白くなってきた。主人公の名前過去と現在の境遇の差から、人間的な感情が強まっていくところから興味深い。
2019/05/16
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