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文学2019

文学2019

文学2019

作家
日本文藝家協会
多和田葉子
村田沙耶香
長野まゆみ
筒井康隆
本谷有希子
保坂和志
橋本治
古谷田奈月
松尾スズキ
乗代 雄介
村上春樹
松浦理英子
福嶋 伸洋
寺本 親平
谷崎由依
出版社
講談社
発売日
2019-04-25
ISBN
9784065153369
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文学2019 / 感想・レビュー

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野のこ

本命の村上春樹さんと村田沙耶香さん、あと本谷有希子さん、多和田葉子さん、に絞って読みました。本谷さん多和田さんは済読でしたがどれもひねりのある個性で楽しめました。やっぱり本命のお二人のお話は好み!村上春樹さんのはカッコよくて「僕を信じて」と言うアラジンが差し出す手を受け入れるジャスミンのような気持ちになったし(※アラジンは出てきません)、村田沙耶香さんは野生に帰ったお姉さんの「ぼう」という鳴き声が不思議と心地よかったです。なんかよく分からんレビューになってすみません!

2019/06/01

ヒデミン@もも

やっぱり私はハルキストにはなれそうもない。サヤカストにはなれる可能性が残されてる。文学って難解。急に思い出して書き足す。筒井康隆さんがお元気な文に元気が出た。

2019/11/21

とも

図書館本 思ったよりも時間がかかってしまった。今の私には同じ文体を読み続ける方が楽なようです。 「巡礼」が笑った 好みかも。

2019/08/14

田中峰和

本谷有希子の「本当の旅」は、「静かに、ねえ、静かに」で既読。アラフォー3人の痛いマレーシア珍道中は他の作家と比較しても面白い。現実や将来からの逃避のためなのか、自分たちのカスネタは褒めあい、ガイドブックの警告を無視して危険に陥る。どういう基準で選ばれたアンソロジーなのか、暗い平成を象徴するせいか、文学の宿命なのか能天気な作品はない。同期の半数以上が鬼籍に入ったことを嘆く昭和9年生まれの筒井康隆だが、本人はすこぶる元気そうでDJ風の文体で死について語る。若い時ほど死ぬのが怖くなくなったというのは本当なのか。

2019/06/22

aoto

本谷有希子さんの短編の印象が凄まじかった。著者らしいキレッキレの毒の後味の悪さが断トツ。読んでいくうちに明かされる事実の恐ろしさは、自分に返ってきそうなゆえに。途中読むの嫌になったけれど、よく出来てるよなぁ。

2020/01/26

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