虹のふもと (講談社文庫 と 55-12)
虹のふもと (講談社文庫 と 55-12) / 感想・レビュー
真理そら
巻末に堂場さん、山本昌さん、大矢博子さんの鼎談があってお得感がある。川井秀人は46歳になっても現役の投手なので、山本昌さんを思い浮かべてもおかしくないがプロ野球、メジャーリーグ、独立リーグと野球ができる場を求める姿は伊良部投手っぽい雰囲気もある。妻子に去られても野球のことしか頭にない川井だが10数年ぶりに娘の美利と再会する。娘との和解は出来るのだろうかという点も読みごたえがある。
2021/04/20
カブ
堂場瞬一氏のスポーツ小説は面白い!メジャーで活躍し今は独立リーグの、ピッチャーカワイ、45歳。彼はなぜ現役を続けているのか、なぜ野球をしているのか。ハワイのどこまでも青い空と、ギラギラしたお日様のような、純粋に野球が好きな男の話。
2019/05/22
PEN-F
プロスポーツの世界で40代半ばまで現役で居続けるのは並大抵の努力では無理なのだろうな…🤔…って思ってたけど、もしかしたら違うのかもしれないな🤔 現実にもサッカーの三浦選手やスキージャンプの葛西選手、野球の山本昌選手、のちにレジェンドと呼ばれる偉大なアスリート達は、そもそも努力などと思っていないのかもしれないな🤔やっぱり好きなんだろう。野球なりサッカーなり、ただただひたすら好きで好きでしょうがないんだろうな😊たしかに絶頂期の栄光は過去の物になってしまっても、彼らにとってそんなのは些細なことなのかな。
2021/11/06
Junichi Yamaguchi
『欠けたもの』… スポーツ選手は、いつからベテランと呼ばれ、いつまでベテランと呼ばれ続けるのだろう⁈ 個人的にはベテランの先を体現している男の物語。 男の未来、親子としての未来、娘の未来、ハワイの爽やかな風を感じて本を閉じた。。
2019/06/16
涼
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/06/post-319bc6.html
2019/06/10
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