病弱探偵 謎は彼女の特効薬 (講談社文庫 お 127-1)
病弱探偵 謎は彼女の特効薬 (講談社文庫 お 127-1) / 感想・レビュー
芳樹
貫地谷マイは花の女子高生。でも年中何かの病気に罹って床についており、青春を謳歌できない。そんな彼女は推理小説が大好きで、謎を解いているときだけ病気の痛みを忘れられる。謎は彼女の特効薬なのだ。気になる幼馴染みの山名井ゲンキが持ってくる『学校で起きた不思議な事件』を、安楽椅子探偵ならぬ『寝台探偵』として今日も華麗に解決!六つの連作短編からなる甘くほろ苦い青春ミステリ。お話の展開がいずれもパターン化されていて、二人のやりとりの『お約束』が面白い。謎解きとともに二人の恋の行方にも注目です。とても良い小説でした。
2020/02/13
こーた
同じ病気を扱った小説でも珍しい病気の「天久鷹央シリーズ」とは違って、身近な病気を題材としているので親しみがありました。僕の目は閃気暗転だったことがわかりました。
2019/11/22
だい
二人の関係が微笑ましくて、読んでいて面白かった! あと、病気についていろいろと知識が増えた(笑)
2019/10/18
しぇん
病弱すぎて年200日は休んでそうなヒロインと幼馴染の男の子の日常ミステリーの短編連作。謎は小さく登場人物少なすぎ犯人が消去法でわかってしまいますが、まぁ日常物として気軽に読めば良いのかなと。続くかな?タレーランも何時か続き出て欲しいですが
2019/09/15
くろねこ
やたらと色んな病気にかかり寝ついている探偵役のマイと、お見舞いがてら謎を運んでくる幼馴染のゲンキで事件を解決していくお話。 フツーにただ病弱なだけじゃダメなの?と思ったら、その時々にマイがかかってる病気(インフルや偏頭痛など)に事件を例えたいがためみたい…。 連作短編だし日常の謎系だし好きなタイプのはずだけど、読感が微妙だったのはキャラが誰も好きになれなかったせいかな😯
2021/09/27
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