動乱の刑事
動乱の刑事 / 感想・レビュー
starbro
堂場 瞬一は、新作中心に読んでいる作家です。戦後警察の光と闇を炙り出す一大叙事詩、シリーズ第二幕、読みました。刑事と公安、親友同士のふたりの警官の物語、激動の時代、公安という割にはあっさりし過ぎな感じがします。共産党からクレームは来ないのでしょうか?
2019/06/27
旅するランナー
1952年、まだ戦後の混乱が残る不穏な東京で、駐在所が爆破されちまう。幼なじみのふたりの刑事、捜査一課高峰と公安一課海老沢の視点で、捜査は進み、行き詰まる。互いの正義が反発し合う。どうしようもねえだろう。真相が知りてえだけなんだよ、堂場さん。これじゃあ、混乱の小説としか言いようがねえんだよ。
2019/07/22
ゆみねこ
1952年、サンフランシスコ講和条約発効直前。戦後を引きずる混乱の時代、刑事と公安、親友同士の二人。正直公安のことは私には理解不能。高峰と海老沢、この先二人の歩む道は交わらないのでしょうか。読み終えてのスッキリ感はありません。
2019/06/21
雅
戦後間もない時期、捜査一課と公安に籍を置く二人の刑事。同じ事件を別の立場から友情、正義、警察組織での立ち位置を探しながら捜査していく。ハードボイルドを堪能出来る
2019/06/09
Syo
う〜む。 戦後。 そっか特高か。 公安。 共産主義との闘いだったのね。 警察予備隊も。 刑事警察と公安。 守るべきものは。 う〜む。
2019/08/12
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