KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること (講談社現代新書 2524)

未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること (講談社現代新書 2524)

未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること (講談社現代新書 2524)

作家
河合雅司
出版社
講談社
発売日
2019-06-19
ISBN
9784065160893
amazonで購入する Kindle版を購入する

未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること (講談社現代新書 2524) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ねこ

私は今、三重県四日市市に住んでいますが、5.6年前に相方とこんな話をしていました。仕事がお互い定年を迎えたら東京近郊に住もうと…。現在は状況が変わりこのまま住み続けるか名古屋市にと考えています。本書には、人は退職後に良質な住環境を求めて移り住むことが多く、一方75歳を超えて要介護状態になると施設の「空き」を探すようになるとありますた。なるほどその通り。高齢者の東京一極集中は止まらないともありました。そして、多くの人は老後の行動範囲が狭まった時に備えて市街地に住む方が多い。兎にも角にも資産を増やそうだね。

2024/08/17

へくとぱすかる

若い世代が生きやすい日本になってほしい。著者の言う通り、これは私たちにとって不愉快な未来像ではある。しかしこの人口動態を避けられないのならば、せめて不愉快を最小限にする生き方、働き方、住まい方等々の転換に積極的になるべきだろう。もちろん人口の元々少なかった時代とは、世界的にもあり方が違うので、逆戻りできない。予測は外れてほしいけれど、少なくとも「2019年の状態」が続かないのは確かに思う。

2019/09/29

kinkin

高齢社会に気を取られている背後に人口減少が地方で進んでいることを知った。一方では東京一極集中は相変わらず続くこと、予測では大阪や愛知、北海道、福岡、神奈川といった大都市がある県でも2045年頃には50万から100万人減少すること、限界自治体が増えることによって行政サービスの低下がさらに人口の減少をもたらすことなど。45年先なんて自分には関係ないと思う人も多いのではないだろうか、しかしもうすでに一部の地域では始まっているそうだ。巻末に全国の自治体の人口減少予測が載っていた。図書館本

2019/08/18

KAZOO

この著者の未来年表2冊は読んでいて印象に残ったのでこれも読んでみました。ただ人口予想の数字分析が多くこれが物流や経済に対してどのようなことがおきるのかをもう少し詳しく書いてほしい気がしました。ただ最後のほうに【令和時代に求められる5つの視点】というところで若干の解決策に近いものが述べておられるのでそこは参考になりました。道州制にして道府県単位で今後地方行政を考えていくべきなのかもしれません。

2019/09/01

hatayan

人口減少時代の日本の将来をリアルに示した『未来の年表』の第3作。 東京の一極集中はしばらく続くが関西圏の地盤沈下が今後は起こること、外国人の存在が人口動向を大きく左右すること、2045年には都道府県の間で人口格差が30倍に開き、行政区の見直しが避けられない見通しを示します。 身の丈サイズに生活を見直しつつ豊かさが集積し便利さを享受できる場所を「王国」として育てること、自治体の枠組みにとらわれない個性ある拠点の集まりをコンパクトシティとは異なる概念として「ドット型国家」という喩えで提案しています。

2019/07/04

感想・レビューをもっと見る