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源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義

源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義

源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義

作家
高田崇史
出版社
講談社
発売日
2019-06-27
ISBN
9784065161623
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源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義 / 感想・レビュー

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ポチ

奈々が登場しなかったからなのか、殺人事件が起きませんでした!(笑)たっぷりと蘊蓄を楽しめました。続編が出てくれると嬉しいですね。

2019/07/14

雪紫

殺人事件何もなかった!・・・てっきりあの歴史作家が被害者になるかと思ってたよ(初期ならともかく強引さが年々強くなってるのでこれで良いと思う)。様々な視点と次々明らかになる事実、資料から導きだした真相は圧巻。分厚さが全然気にならなかった。

2019/09/13

rosetta

★★★★☆QEDシリーズみたいに余計な現代の殺人事件やわざとらしいキャラの漫才がなくて歴史の謎一直線!池禅尼は何故頼朝の命乞いをしたのか、義経は何故怨霊にならなかったのかと言う2つの疑問に答えを求めて源平の隠された歴史に光を当てる。登場人物がよく動き回り旅行ガイドブックのよう。こちらも建物や肖像画などを求めてwikiに首っ引き。将門を見て分かるように元々平氏の力は東国にあった。北条を初め比企や三浦、和田と言った後の有力な御家人は東国の平氏の末裔。源氏は担がれただけで源平合戦は西と東の平平合戦であった!

2019/10/02

Norico

池禅尼がなぜ絶食までして頼朝の命乞いを嘆願したのか、清盛は何故それを許したのか、ずーっと不思議だったんですが、納得できる結末。安徳天皇の最期もなるほどなぁ、って感じ。鎌倉時代の陰惨さは高田さんの本で何回も読んでるけど、やっぱ恐ろしいし。殺人事件とかなくても全然面白い

2019/09/23

あいら

源平、怨霊・・・大好物の匂いしかしない。 井沢元彦さんの著書を好んで読んでいたのでものの考え方はスルッと理解できました。 しかし、通史を学ぶことの大切さを知っていると言いながらもやはり細切れの歴史に慣れきっていたことをつくづく実感させられました。 源平合戦だけではなくその前後を長いスパンで見たときに、最終的に誰がいなくなり誰が残ったのか・・・。 そして頼朝の助命を願い出た池禅尼の出身一族を知ったとき。 ゾワ~っと鳥肌が立ちました。 これは凄まじい。 →続く

2019/07/31

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