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幸福のパズル (講談社文庫 お 107-5)

幸福のパズル (講談社文庫 お 107-5)

幸福のパズル (講談社文庫 お 107-5)

作家
折原みと
出版社
講談社
発売日
2019-06-13
ISBN
9784065161869
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幸福のパズル (講談社文庫 お 107-5) / 感想・レビュー

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Hachi_bee

書誌的には771ページの大作。ですが、すぐに引き込まれ一気に読了しました。折原作品には悪人は出てこないので安心して読むことができましたが、それでも「例外か?」とドキドキする場面がいくつか。ジェットコースターに乗せられたような展開。作者と登場人物を重ねてしまい、小説ではなくノンフィクションではないかと思ってしまうことも。逗子・葉山に遊びに行きたいです。舞台のホテルは現実には存在せず、森戸のデニーズも既になく、小説とは関係ないけれど渚橋のデニーズもなくなっちゃっているので、聖地巡りができないのは残念。

2019/06/27

TAKU Yamamoto

みんなはどう思うかわかんないけど、なんか泣いちゃった。

バーベナ

最初はみちるの生き方がちょっと腑に落ちなくて、好きでなかったのに、終盤は手に汗握る気持ちで読み切ってしまった。読んでいる間は、葉山の潮風を想像しつつ、素敵な時間でした。たまには、びゅあな純愛小説もいいな。

2020/09/06

さくら★もち

どうしようもなく相手を求める純粋な想い、巻き起こる波瀾万丈な出来事、そして置かれている立場や境遇への適応。その中で、みちるの少女から大人への心の成長、現実に向き合い強く生きる姿が印象的でした。折原先生の描く物語はキラキラしていて、10代の頃から小説も漫画も大好きでした。本作はその余韻も残しつつ、人間の純粋さと汚い部分の感情描写が胸を締め付ける、大人な作品でした。

2019/07/15

こばゆみ

作中の語り手がくるくる変わったり、昼ドラかっ!?ってくらい主人公に不幸が襲いかかってくるので、約800ページを抵抗なく読み進められた。けれども妙に白けた気分で読んでいたのはきっと、主人公に欠点が無さ過ぎるのが原因な気がする、、、笑ってしまうくらい悲劇のヒロインだったな、、、(^_^;)

2019/07/28

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