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ルパンの帰還 (講談社文庫 よ 38-8)

ルパンの帰還 (講談社文庫 よ 38-8)

ルパンの帰還 (講談社文庫 よ 38-8)

作家
横関大
出版社
講談社
発売日
2019-07-12
ISBN
9784065165386
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ルパンの帰還 (講談社文庫 よ 38-8) / 感想・レビュー

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海猫

「ルパンの娘」の続編。その後、桜庭和馬と三雲華らの夫婦はどうしていたか?がわかって興味深い。二人の間には子供もできちゃてるし。新キャラの探偵一家の娘・北条美雲が警察に加わる。前半のバスジャックのくだりはシチュエーション・サスペンス的に読みどころあり。バスジャック事件の本当の目的を追うあたりも、バディものの刑事ドラマ的で楽しめた。ちょっと散漫な展開に思えたが、それぞれの要素が終盤でつながるあたりは盛り上がる。この巻では事件解決とはならず、次巻持ち越し。次のタイトルが「ホームズの娘」だから北条美雲メインかな?

2019/08/17

kou

相変わらず濃いなぁLの一族は!!。「止まっている車は全てレンタカー」は何気に名言だと思う(笑)。新しい登場人物達も個性豊かだし、続きが楽しみで仕方ない。

2019/12/12

absinthe

良いところで次巻を読めとは…。泥棒一家、警察一家に続いて名探偵一家が登場する。さらに、恐るべきダークヒロイン登場。(佐藤都夜や近藤房子に匹敵する?)しかも華と関係あるのだろうか?バスジャックに連続殺人。ハラハラどきどきのサスペンスが続く。無期懲役囚の仮保釈問題をテーマに盛り込むなど、社会派ドラマの趣も加わる。(仮保釈など微妙なテーマを、ドタバタドラマで扱ってしまうのはどうかとも思うのだが。)

2020/11/30

パトラッシュ

華との間に子供も生まれ仕事にハッスルする和馬の下に新人刑事として名探偵の娘が付けられ、相棒を組んで不可解な連続殺人や妻子が巻き込まれたバスジャック事件に挑む。相変わらず両家の親が面倒を持ち込むのをかわしながら奮闘する姿に苦笑してしまうが、エンタメ要素は大幅アップした。三雲家の秘密に関わる新キャラのおかげでミステリ色は薄れたが、意外さやどんでん返しを連打する波乱万丈さ満載で楽しく読める。横関作品はシリアスとユーモアの落差が激しいが、少々ラノベ性が強いが頭を空っぽにして気分をすっきりさせたい人には好適だろう。

2022/01/20

のり

三雲家・桜庭家に続き、探偵一家の北条美雲が捜一に配属され和馬が教育係に…官僚殺害・バスジャク・元検事殺害と続くが、美雲の活躍?と云うより、お目付け約の猿彦のハンパない情報収集が凄すぎ。猿彦一人に対し警察の杜撰さ。それにしても4歳児の前で泥棒家業の話を頻繁にするのはどうかと思う。華にとっては気苦労が多かった。絵本を目にした時は嫌な予感が漂ったが、成る程 帰還かと最悪な状況じゃなくホッとしたが、兄がロックオンされ続くホームズの娘で三家族がさらに複雑に絡みあいそう。

2019/08/26

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