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QED ~flumen~ 月夜見 (講談社文庫 た 88-48)

QED ~flumen~ 月夜見 (講談社文庫 た 88-48)

QED ~flumen~ 月夜見 (講談社文庫 た 88-48)

作家
高田崇史
出版社
講談社
発売日
2019-11-14
ISBN
9784065174173
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QED ~flumen~ 月夜見 (講談社文庫 た 88-48) / 感想・レビュー

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優希

月を祀る神社起こる連続殺人の話でした。日本では月は不吉だと見ていたことを初めて知りました。この恐るべき理由を切り裂いていく作品だと思います。

2023/06/28

ミエル

シリーズの中でも読みやすさ上位? 記紀にもほとんど名前しか出てこないツクヨミ。その正体は一体誰なのかと言えば名前すら隠されてしまったあの神、という事で楽しく読了。タタル説だと、神話に出てくる神様が3分の1くらいの数に減ってしまう気がする笑 神様水増し疑惑が湧くけど、実はこれが真相かもしれない気がしてきた。そしていつも通りの、貴族対庶民の構図。貴族という身分の傲慢さが現代に伝わる(正しいかどうかは別)歴史を作ってきたという都市伝説的な締めはブレない。これからもこの路線で陰謀論まで突き抜けて欲しいかも。

2024/04/26

hnzwd

久々のQ.E.D.シリーズ本編。日本の歴史の謎に迫る本シリーズには、何となくこういう事かな、と思っていた歴史をグルっと反転させられます。今回は、秦氏と月読命。素戔嗚尊、天照大神と同時に生まれたのに、ちょっと地味な印象でしたが、、はー、そう来ましたかー!!という感想でした。歴史と連動して起きる犯罪もいつもより大きめ。トリックは、、まあそこを楽しむシリーズではありませんし、ラストの無常感を出すのには成功してるかと。

2019/11/29

LUNE MER

本書の時点で結論づけられる月読尊の正体と伊勢神宮等にある月読宮の作りとの不整合が気になる…(-_-;)。著者の作品群では同一のテーマが何度も取り上げられて、悪く言えばネタの焼き直しでマンネリ化している面があるとも言えるが、ところどころアップデートされていたり、より包括的な視野の下で整理し直されて考察が微修正されていたりすることもあるので、いつの日かこのモヤモヤが解消される日が来るといいなぁ✨(自分でも考えてはいるものの、材料が足りないのかセンスが足りないのか…)

2022/07/12

agtk

再読。歴史の蘊蓄は相変わらずおもしろかった。以前松尾大社には参拝したが、月読神社には参拝していないので、一度参拝しなくては。今回再読して思ったのは、タタルが奈々を助けるシーンが格好よかったのと、タタルは奈々とずっと神社巡りするつもりだったんだとわかったことと、奈々がタタルに対してすごく積極的だったこと。特に奈々のタタルへのアプローチの凄さ(?)は再読してよくわかった。まぁどうでもいいことなんだろうが、長年の愛読者としてはニヤニヤさせられる。早く結婚が描かれた巻を期待。まだまだだろうな。

2019/11/23

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