谷川俊太郎詩集 たったいま (講談社青い鳥文庫 A た 6-1)
谷川俊太郎詩集 たったいま (講談社青い鳥文庫 A た 6-1) / 感想・レビュー
kei302
37編から一部抜粋のNetGalleyJPお試し版。イラスト:広瀬弦(佐野洋子さんの息子)《あなたとことばで であいたいから/わたしはかたる かたりきれないかなしみを/わたしはかく ことばをこえるよろこびを》十代を対象とした詩集だが、元・合唱少女(現・合唱おばさん)の私の心にも響く。合唱曲になっている詩もいくつか取り上げられている。今年の夏に歌った「天使、まだ手探りしている(相澤直人 作曲)」抜粋版では読めなかったのが残念。
2019/12/08
けんとまん1007
いくつかは、読んだ記憶のある詩。それでも、毎回、新しい発見があるように思うのは、谷川俊太郎さんならではの世界。表現が優しいようでも、奥行きがある。それと音階とでも言えばいいのだろうか、リズムが頭の中に流れたりする。共通していると思うのは、生きるということ。そんな風に感じたし、そうでありたいと思う。
2020/05/21
牛乳🐮
詩のブックトークに。 「あくび」が特に好き。
2022/02/12
spatz
15.12.2019 初版 12.03.2020 2刷 ⇧さすがのペース。 ルビ完璧。弦さんとよく共作してる。谷川さんの息子さん?と認識してたが、佐野洋子さんの子供で谷川姓をなのったことはないそう。共作、てすてきだなあ。谷川俊太郎だいすきです。涙がでるほどに、やさしい、かんたんな言葉がすうっとしみる。マザーグースのうた、聞いて読んでそだったから、かな。古い刷のだから、いまはNGなワードがたくさん。いまはありえない本。母に感謝。
Roko
谷川さんの詩は、簡単な言葉で作られているけれど、中身は全然簡単じゃない。自分が見たこと、聞いたこと、感じたこと、それをそのまま言葉にしたみたいに、とっても自然なんだけど、その文字を読むといろんなことを考えさせられる。同じ鳥の声を聞いても、人によっては楽しい声に聞こえ、別の人にとっては悲しい声に聞こえるかもしれない。同じ「楽しい」でも、ニュアンスの違う「楽しい」なのかもしれない。えっ、鳥が鳴いてたの?という人もいるかもしれない。 いろんな想像が膨らんでいく。#NetGalleyJP
2019/12/09
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