戦国武将物語 明智光秀 美しき知将 (講談社青い鳥文庫 D お 3-160)
戦国武将物語 明智光秀 美しき知将 (講談社青い鳥文庫 D お 3-160) / 感想・レビュー
ぺんぎん
明智光秀は、真・善・美を愛し、情が深く緻密な頭脳の持ち主で、まさに「ぐう聖」と言える人物だったにも関わらず、最後は人望に恵まれなかった。戦国時代では、真・善・美を追求するより、卑怯な手を使って他人を利用し、時には平気で裏切ることの出来る、損得勘定に長けた人間が生き残るのだ。いや、戦国時代に限らず現代でもそうか。あまり清らかすぎる人は却って人に好かれず、成功も得られないものなんだな。そんな世知辛い世の中だからこそ、人の器、つまりその者に備わる人間としての大きさを知ることが大事だと思った。
2024/03/24
HNYYS
図書館本。明智に関してはあまり詳しくなかったので、楽しませていただきました。「大きな器ではなく美しい器を目指す」姿に、考えさせられる部分がありました。自分は器にさえなりきれていません。
2020/02/14
はる
なかなか楽しめました。光秀は未知な所が多いですね
2020/02/08
いちごかき氷
伝記になぞらえた物語というかんじで、お話としては、それなりにおもしろく読めます。 明智光秀には詳しくないけど、出生地を明智長山城としているのは、諸説あるので相応しくないと思います。 児童書。
2020/01/18
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