八丁堀の忍(三) 遥かなる故郷 (講談社文庫 く 57-8)
八丁堀の忍(三) 遥かなる故郷 (講談社文庫 く 57-8) / 感想・レビュー
やま
若き凄腕の忍び鬼市の活躍の物語です。時は、天保十二年(1841)~十三年(1842)。第十二代将軍、徳川家慶の治世。鬼市は、過酷な裏伊賀の忍びの隠れ砦(訓練所)で仲間が次々と死んでいくなか15才まで生き残った。この悲惨な状態に耐えきれず鬼市は、必死の覚悟で隠れ砦を抜けだして江戸へ出てきた。そして江戸で知りあった柳生新陰流の遣い手で南町奉行所隠密廻り同心、城田新兵衛の下で忍びの術を使って働きだす。隠れ砦からは、抜け忍の鬼市を狙って刺客が送られてくる。
2023/07/10
雅
命を賭けた戦いとほんわかな日常。そして何よりも仙台藩主伊達斉邦の生き様に感動した
2020/04/02
真理そら
徐々に人間らしさを取り戻していく鬼市(市兵衛)。今回は仲間が1人加わった。
2019/11/21
goodchoice
シリーズ第3作となり、これで一段落だ。次の目標もできたみたいだから、楽しみにしよう。
2019/12/20
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