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新装版 隻手の声 鬼籍通覧 (講談社文庫 ふ 69-10 鬼籍通覧)

新装版 隻手の声 鬼籍通覧 (講談社文庫 ふ 69-10 鬼籍通覧)

新装版 隻手の声 鬼籍通覧 (講談社文庫 ふ 69-10 鬼籍通覧)

作家
椹野道流
出版社
講談社
発売日
2019-12-13
ISBN
9784065181614
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新装版 隻手の声 鬼籍通覧 (講談社文庫 ふ 69-10 鬼籍通覧) / 感想・レビュー

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坂城 弥生

シリーズ読み進めてて、なんで伊月のこと嫌な感じに思うのかな、と思っててやっと判った。伊月って覚悟がない甘ちゃんなんだ。真面目っぽくて善人か悪人で分けたら多分善人寄りだけど、決定的に覚悟がない。つまり信念もない。適当に流される、そこそこ助けてくれるけど、野良猫に無責任に餌をあげる人と同じ。だから嫌いなのかも。

2020/12/16

papako

新装版で再読。そっか、ここいらからホラーっぽさがなくなっていくんだよね?筧とミチル先生の心配もわかるけど、最後までブルーズに寄り添った伊月くんは素晴らしい。お兄ちゃんの事件はあまりにも辛いけれど、きちんと自分でい言えてよかった。なかなか考えさせられる巻でした。

2024/04/04

今回は虐待…がテーマ 伊月くん成長してますね(何故か上から目線笑)隻手の声 考えさせられるお話でした。 読みやすくてやつばり好きです。このシリーズもこの作家さんも…。

2022/02/21

白きゅまⅢ

新装版『鬼籍通覧』シリーズ第4巻。今までのホラーチックな展開とは違って、何だか連続テレビドラマの原作本を読んでいるようで、とてもすうっと引き込まれて、没頭してしまいました(こっちの方が好きだなぁ)。『隻手の声』とは禅宗で、両手で打ち鳴らした音は誰にでも聞けるけれども、片手でもって鳴らす音は、心で聞かなければ聞こえないという、正に法医学に必要な教えではないでしょうか?事件の結末は相変わらずで、憂愁に閉ざされそうになります。でもサブキャラクターが一人増えて、今後の展開がますます楽しみな作品です♪★★★★☆

2020/03/08

一華

シリーズ4作目…親子鑑定、親の再婚、虐待、乳児の行政解剖等々、子ども絡みのお話。伊月がミチルの同期の監察医龍村のところへ武者修行に行き、子どもの頃の体験もあり、伊月自身が子どもたちに深く寄り添っていくことに…途中、ハラハラもしたけど、伊月の成長が見られ、ほっ!…意外に龍村先生、いいかも…

2020/06/17

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