九十八歳になった私 (講談社文庫 は 5-10)
九十八歳になった私 (講談社文庫 は 5-10) / 感想・レビュー
ミカママ
読んだ・・・としたが、実は1/4くらいで挫折。ときどきピカりと光る名言もある中、まさに老齢化の進んだお年寄りの繰り言を聞いているようで楽しくない。ほかに読みたい作品がたくさんあるので・・・。
2023/05/29
じいじ
あと30年! 自分は「こうなっているだろう?」と作家・橋本治氏が、空想・妄想をめぐらせた私小説。氏の年とともに、その頑固さにも拍車が掛かり面白い。あまりに奇想過ぎて爆笑してしまう場面も…。歳をとっても過去、現在、未来の区別がつくうちは、まだ大丈夫…と強気に仰る。齢八十を直前にして私も、九十八歳までは自信はないが、願わくば八十八歳(米寿)までは呆けずに愉しく本が読めればありがたい、と思っている。残念ながら、著者の橋本氏は、道半ばにして鬼籍に入られてしまいました。〈合掌〉
2020/12/31
takataka
★★★☆☆当時68歳の著者が30年後の近未来小説という想定のディストピア小説。2018年に単行本で出版されたが、その翌年に逝去されている。小説ではいやでも長生きしていた氏だが、現実は早すぎる死だった。氏の評論は読んでいたが小説は「桃尻娘」以来かもしれない。長すぎる生を生きる老人とはさもありなんと思わせるハチャメチャぶりだ。
2024/05/29
takao
ふむ
2023/10/31
ばけうめ
最初、本当に98歳の人が書いたエッセイなのかと勘違いしてしまいました。 当時68歳の作家が30年後の「未来小説」を書いたということがあとがきを読んでわかりました。 面白いか面白くないかと言われると微妙だが、それがこの 小説の特徴であり、個性でもあるのかな。
2023/06/15
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