掟上今日子の遺言書 (講談社文庫 に 32-25)
掟上今日子の遺言書 (講談社文庫 に 32-25) / 感想・レビュー
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
「はじめまして、掟上今日子です。」たった一日しか記憶が持たない忘却探偵シリーズ第4弾。今回の狂言回しは冤罪体質の厄介君。空から女の子が降ってくるっていう展開はジブリアニメのようだけど。彼がそうなると災難でしかない。今回の謎は少女の自殺の謎を解くこと。ワトソン役はやっぱり厄介君が出て来る方がしっくりくる。今回もさくっと軽く楽しめました。それにしてもセーラー服姿の今日子さん…ドラマだったらガッキーがセーラー服…。★★★
2020/02/19
dr2006
記憶が一日で消えてしまう忘却探偵掟上今日子の第4弾。遺言を残し、ビルの7階から飛び降りた少女。飛び降りた地上を丁度歩いていたのは主人公隠舘厄介だった。いつも妙な事件に巻き込まれ犯人に疑われる厄介は、掟上のスピード推理によって助けられている。物語の中で、プライベートを明かすのを極端に嫌がる人物が登場する。例えば、図書館の本の貸出し記録から、人柄像や嗜好を知られてしまうのを嫌がるというのだ。ちなみに、読メに感想を投稿してるユーザーにはその様な人はいないだろうなぁ⒲てゆか、寧ろ知ってもらいたいのかもネ💦
2024/10/03
おぬち
シリーズ第4作。ビルの屋上から飛び降りた女子中学生の落下地点に厄介がいてまたもや今日子さんというストーリー。なんか変化も少ないし、おもろいけどずるずるした展開になるのかなあと思いきやのラスト。また次回作も読んでしまうなこれは。
2024/03/10
Shun
<忘却探偵>シリーズの文庫第4弾。1作目に登場した隠館厄介(かくしだてやくすけ)が再登場し、またも事件に巻き込まれ挙句容疑者にされるという冤罪体質は健在。その彼は今回、自殺を図りビル屋上から飛び降りてきた女子中学生の直撃を受けて意識を失い、目を覚ました病床で自分がその事件の犯人のように扱われていると知る。何がどう転べばそんな悲喜劇になってしまうのか、そこは著者らしい世界が全開のミステリになっています。そして依頼を受けた忘却探偵は、飛び降り少女の残した遺書からある違和感を読み取り真実の追及へと動き出します。
2020/02/29
さばかん
自殺した(未遂)女子中学生の謎。 人の心は複雑怪奇。 特に思春期の女子中学生の心境は奇々怪々。 そんなお話でした。
2020/03/28
感想・レビューをもっと見る