講談えほん 曲垣平九郎 出世の石段 (講談社の創作絵本 講談えほん)
講談えほん 曲垣平九郎 出世の石段 (講談社の創作絵本 講談えほん) / 感想・レビュー
Vakira
ヒグチユウコさんのボリス雑貨店にて思わぬ収穫。五十嵐大介さんが絵を描いて更にサイン入りのこの絵本を販売していた。即購入。講談の絵本。愛宕神社の階段を馬に乗って登る話。傾斜40度。186段の石段。石段の登り切ったところに梅の花。家光公は家来に梅を取ってこさせようとするが、落馬、落馬、落馬、3人ほど落馬してしまう。諦めて帰ろうとしたところに曲垣平九郎が名乗りを上げるといった話。愛宕神社の階段。出世の階段と言われているのはこの曲垣平九郎の話だったか。五十嵐大介さん海の絵だけではなく馬の絵も素敵。
2020/12/27
ベル@bell-zou
うん、馬はパートナーなんだよね。平九郎より先に、石段から、がらがら がらがら…と、お侍さんと一緒に落っこちた馬たちの安否が気になった。五十嵐大介さんの絵本を追いかけ中なのだけど、監修をされた神田白山さんの名調子がきこえそうなこの語り。講談えほんシリーズ、他の作品も読んでみたいな。
2020/12/06
Roko
愛宕山は標高25.7m、江戸の町で一番高い場所で、江戸時代には東京湾や房総半島までを見渡すことができたと言われる場所です。そんな高いところへ、186段の石段を馬で登る?想像しただけでも怖い怖い! 何人かトライしてみても、途中で転げ落ちてしまうのです。 誰もできないのかと諦めかけた時、名乗り出たのが曲垣平九郎(まがきへいくろう)でございます。 その首尾やいかに!講談口調が楽しい絵本です。
2023/03/23
gtn
人にも通ずる。人も自らを知る者のために動く。
2021/02/02
ヒラP@ehon.gohon
講談の語りをそのまま文字にしたようなお話です。時代がかった内容であるのも、講談の本流をいっているようで好ましく感じました。急で長い階段を馬で上るという、将軍様の意地から退くに退けなくなった戯れ事ではありますが、それだけに風情があります。 講談師になったつもりで読み聞かせしたいと思いますが、対象は高齢者になるでしょか。
2020/12/25
感想・レビューをもっと見る