決戦!新選組 (講談社文庫 け 19-7 決戦!シリーズ)
決戦!新選組 (講談社文庫 け 19-7 決戦!シリーズ) / 感想・レビュー
H!deking
新選組を描いたアンソロジー。木下さんとエメルさん目当てで買いましたが、普段時代物読まない私でも、それぞれ面白かったです。でもやっぱり木下さんのリーダビリティはすごいな。その場にいるような臨場感。さすがです。
2020/07/30
Die-Go
文庫版にて再読。どれもこれも個性派揃いで楽しめた。 すっかり内容を忘れてしまっていたのは年のせいか(笑)。また何年後かに読もう。★★★★☆
2020/05/29
けやき
新選組のアンソロジー。葉室麟「鬼火」/沖田総司と芹沢鴨、門井慶喜「戦いを避ける」/近藤勇、小松エメル「足りぬ月」/藤堂平助と山南敬助、土橋章宏「決死剣」/永倉新八、天野純希「死にぞこないの剣」/斎藤一、木下昌輝「慈母のごとく」/土方歳三。「死にぞこないの剣」と「慈母のごとく」が特に気に入りました。
2020/05/19
10$の恋
新選組の六つのサイドストーリーが胸を締め付ける。❶芹沢鴨と沖田総司の私的交友❷近藤勇と養子周平の池田屋事件事情➌藤堂平助と山南敬介の信頼関係と伊東甲子太郎への思慕❹尊王・勤王・佐幕・攘夷の表面(おもてづら)を超えた永倉新八の信念❺数少ない生き残り隊士"斎藤一"の壮絶な一生❻鬼の歳三が仏の土方になった理由_。その他、有名隊士の登場も多々あり。各作家の自由な発想と逸話を「さもありなん」と呑み込む私。刹那的で善悪デコボコの人間臭い新選組だが、ますます興味が尽きない。新選組をある程度知ってる人に特にオススメ👍
2024/09/14
えみ
決戦シリーズ第7弾。『新選組』遂にキタ!6人の作家が、新選組が駆け抜けた動乱の時代を思い思いに描いた短編集。彼らの関わってきた出来事が其々の隊士視点で語られる。作家が違えば同じ人物でも全く違う顔を見せる。思いもよらない一面を見せた人物には会えて得した気分になり、思っていた通りの人物には改めて惚れ直す。武士の時代の終わりに最後まで武士でいようと己の義を貫いた剣客達。歴史は変わることはない為、時世の流れは同じ、戦も事件も全て同じ。同じなのに彼らの迸る命の音色にこんなに個性を出せる…驚きと尊敬を禁じ得なかった。
2020/05/25
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