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タマ、帰っておいで

タマ、帰っておいで

タマ、帰っておいで

作家
横尾忠則
出版社
講談社
発売日
2020-04-01
ISBN
9784065187944
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タマ、帰っておいで / 感想・レビュー

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starbro

横尾 忠則が、愛猫タマを描いたレクイエム画集です。こんなにも猫愛が溢れているとは思いませんでした。新型コロナウイルスの影響で展覧会は、延期のようですが、開催されたら是非観てみたいにゃあ(=^・・^=) http://www.nishimura-gallery.com/exhibition/2020/Yokoo_Tama2020/Yokoo_Tama2020.html 3月は、本書で読了です。

2020/03/31

麦ちゃんの下僕

「スーパー猫の日」に。現代アートの大家・横尾忠則さんによる愛猫「タマ」の画集なんですが…91点にもおよぶ収録作品は全て、タマが天に召された2014年5月31日当日から描き続けられたものです。横尾さんのアート作品といえば結構けばけばしいイメージがありますが…この画集は意外なほど優しさや静謐さで満たされていて、まさにタマに対する“レクイエム”なのだと感じました。絵に添えられた横尾さんの日記や「タマへの弔辞」・タマから横尾さんへの手紙「タダノリ君へ」といった文章も本当に素敵で、思わず涙ぐんでしまいました(泣)

2022/02/22

鱒子

図書館本 横尾忠則さんが亡き愛猫タマへ贈るレクイエム。横尾さんといえばポップな色とエキセントリックな絵柄が真っ先に浮かびますが、本書では自分の老境を見つめながら記憶の猫を優しく穏やかに描いておられます。タマを想う文章と絵は、時系列に並んでいるわけではないのでちょっと混乱しました。しかしその構成のおかげで余韻の残る本になっています。もうウルウル(涙です。

2020/06/16

ぶんこ

横尾忠則さんの愛猫タマへの想いがこもった画集のような本でした。家に迷い込んで15年。タマ(タマゴ)と名付けられて横尾家の一員となってきた日々。奥様に看取られて天国に旅立ったタマ。横尾さんご本人が看取れなかった無念さが現れているようなタマの絵の数々が、どれも寂しさに溢れていると感じました。我が家の18歳の猫もお尻たたきが大好きですし、私の喘息によるヒューヒューを怖がるところも一緒。他人事と思えずに苦しくなりました。横尾さんは、タマロスを絵を描くことで救われているようで羨ましい。猫と一緒の生活を大事にしたい。

2021/08/17

たまきら

横尾さんの色って素敵だなあ…と思いながら。泣くことなどわかっているくせに借りてきてやっぱり涙ぐんでます。…図書館でなくよりましかな。我が家の猫たちも13歳。色々他人ごとじゃないのよね…。

2021/08/06

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