監督の問題 (講談社文庫 ほ 40-10)
監督の問題 (講談社文庫 ほ 40-10) / 感想・レビュー
しんごろ
元スラッガーの宇恵が新興球団で自身初の監督。初監督だから、それはいろいろ大変さあ。コーチと意見が対立しようが、合わないコーチもいようが、誰もが?と思う采配があろうが、監督がしっかり覚悟を持ってやればいいのさ。そんな宇恵監督の迷走しながらの奮闘ぶりが面白い。でも宇恵監督を支えるコーチ?、いや影の監督がしっかり支えてくれてた。いろいろあったけど、宇恵は人に恵まれてるよ。だけどオーナーは酷いわ(笑)。本格的野球小説というより、監督としてのお仕事小説という感じかな。肩肘張らずに楽しく読める物語でした。
2023/07/02
しげき
プロ野球の監督が主人公のお仕事小説って感じ。サクサク読めました
2024/03/29
文庫本依存Hiro
『監督の問題/本城雅人』読了。 弱小球団を急に率いることになった、現役を引退したばかりの新人監督の奮闘をコミカルに描く一冊。 プロ野球に裏側をビターに描くことも多い本城作品だが、本作は、とにもかくにもあっけらかんとしていて。 筋立て自体はよくある展開かもしれないながらも、だからこそのスポーツエンタメとして王道で、構えることなく楽しめる読後感に。 問題だらけのチームも監督も、人と人との関係性に磨かれながら成長していく。 結局、人なんだよなーと改めて思います。
2021/01/15
よっしー
★3.5 たぶん再読。軽く野球好きにはフィットするなぁ。
2022/11/15
minu tanu
少しずつチームがまとまりクライマックスへ向けての最終戦は興奮と感動。
2024/06/16
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