小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー (講談社タイガ アF 4)
小説の神様 わたしたちの物語 小説の神様アンソロジー (講談社タイガ アF 4) / 感想・レビュー
よっち
降田天さんの小説を書けずに悩む作家、櫻いいよさんの本が読めなくなった読者の葛藤、芹澤正信さんの作家にあこがれる投稿者、手名町紗名さんのマンガ、野村美月さんの文学少女と千谷一也の邂逅、斜線堂有紀さんの水浦しずを応援する二人、相沢紗呼さんの編集者河埜さんのエピソード、紅玉いづきさんのAとのエピソードなど、小説の神様を絡めてそれぞれが思い思いのアプローチでらしさを発揮していましたが、久しぶりの野村美月さんも堪能できましたし、最後に配置されていた紅玉いづきさんの書いた文章がまたいい感じに締めていて良かったですね。
2020/04/21
たるき( ´ ▽ ` )ノ
ほぉー、なかなか面白かった!特に一番最後。作家さんのプライベートな部分が見えると、なんかワクワクする。とても素敵なアンソロジーだった♫
2020/07/06
はな
小説の神様のアンソロジー。小説、本に携わる人の憧れがたっぷり詰まった魅力のある1冊。小説に興味の無い人であっても、本好きの熱量に引き込まれていく。本の可能性だったり、想いがぎゅっと溢れているからこそ、読み手は引き込まれてさらに想いを馳せて期待するのだと思いました。今、本が売れていると言われている状況だと聞いているので、本への想いがそれぞれの立場で必要とされているのは嬉しい限りです。
2020/05/03
Makoto Yamamoto
相沢沙呼さんの作品「小説の神様」シリーズのアンソロジー。 ライトノベル作家がそれぞれの視点で書いている。 特に相沢さんの作品は、従来の作品とは違った視点で書かれていて、面白かった。 漫画の作品もあって興味深く読ませてもらった。
2020/08/07
なっぱaaua
面白かった。読み手の、書き手の、そして編集者の愛に溢れている物語たち。「小説の神様」「小説の神様 あなたを読む物語」が気に入ったなら、このアンソロもきっと気に入ってくれるだろう。「小説の神様」のシリーズを読んで「売れているものが正義なのだ」とか「ラノベは小説とは一段レベルが違うのだ」という流れについて違和感が強くなった。「自分が良いと思ったもの」が良い話だし、「ラノベと文学に何の優劣もない」のだということを深く自覚した作品でもあった。~続く~
2020/05/01
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