通りすがりのあなた (講談社文庫 は 109-2)
通りすがりのあなた (講談社文庫 は 109-2) / 感想・レビュー
Jas
形にとらわれなくていい。全てを型に嵌めようとしなくていい。不快なお話もあったけど、心に響く言葉が多い小説だった。
2023/10/06
nkwada
インターネットで聞いたことがあるような著者名で、ラノベかな?とか思ってあんまり期待していなかったのだが、文芸調の短編集で、感情が高ぶる寸前で話が終わるような感じで、とてもいいねえ。短期留学したパナマでジェニファーという娘が親切にしてくれたんだけど、今ひとつ友達になりきれずに帰国する「友達なんかじゃない」はドライとウェットの加減が妙でとてもよかった。
2023/07/10
manami
「友達ではないけれど恋人とは言い難い人、普段生きている場所は違っても心の支えになっている人、一度しか会っていなくても人生に大きなインパクトを残してくれた人....呼び方のわからない人間関係を多く持てば持つほど、人生は彩どり豊かなものになっていくと思います」と、著者のあとがきに。まるで旅をしながら誰かにめぐり会うように、7つの短編を楽しみました。
2023/07/01
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