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激動 東京五輪 1964 (講談社文庫 お 45-30)

激動 東京五輪 1964 (講談社文庫 お 45-30)

激動 東京五輪 1964 (講談社文庫 お 45-30)

作家
大沢在昌
藤田宜永
堂場瞬一
井上夢人
今野敏
月村了衛
東山彰良
出版社
講談社
発売日
2020-04-15
ISBN
9784065193662
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激動 東京五輪 1964 (講談社文庫 お 45-30) / 感想・レビュー

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ココロココ

昨年、オリンピックが延期になるかどうかという時に買ったであろう一冊。結局、オリンピックは延期になり、オリンピックが開催されたら読もうと思い、積んだままになっていた。閉会式までに読み終えようと思ったのに、読み始めたのが遅く。。。とても豪華な作家達によるアンソロジー。今までに読んだことがない作家は2名であったが、井上夢人さんの『予行演習(リハーサル)』と月村了衛さんの『連環』が面白かった。選手の名前が出てきてもピンとこなかったので、1964年の東京オリンピックのことを少し調べてみたくなった。

2021/08/09

来未

激動と言う名に相応しい1964年の東京オリンピックを背景に作家7人の短編集。戦争からの復興、高度成長期、人が街がどんどん変化して行く中、展開される7つの物語。あくまでもフィクションであるが、日本中が湧いた東京オリンピックの裏側で起こった出来事や戦後復興からの国民感情などが本当のことのように感じた。戦中、戦後生まれの人々、裏社会で生きる人々の様々なドラマが描かれており読み応えは充分だった。国の一大事業ともとれるオリンピック。盛り上がる国民たちの中で、「表と裏」が確実に存在していた。そんな感じがした。

2023/07/04

おとん707

古本屋で「激動 東京五輪 1964」というタイトルを見て前回大会のドキュメンタリーだと勝手に思って作者の名も見ずに買ってしまったが早とちりだった。前回東京五輪をモチーフにした5人の作家による裏社会がテーマの短編ミステリー集。どういう経緯で企画された本かは知らないが初出は2015年で、テレビの大喜利のように前回五輪をお題として与えられた各作家が一口話のように作って披露したという体。いずれもお題をうまく纏め上げる作家の技巧ばかりが透けて見えてしまって楽しめなかった。それにやくざものは私の趣味ではなかった。

2021/07/08

ねぎまぐろ

★★

2022/02/02

くらさん

1964年の東京五輪に纏わるアンソロジー。大沢在昌の名前に惹かれて購入。面白かったけど、オリンピックよりもその当時の復興に向けて力強くも不安定な社会情勢を描いた作品ばかりだった。でも、それがいい。個人的には、大沢在昌と東山彰良の作品が特に良かった。

2020/04/26

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