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それ自体が奇跡 (講談社文庫 お 128-3)

それ自体が奇跡 (講談社文庫 お 128-3)

それ自体が奇跡 (講談社文庫 お 128-3)

作家
小野寺史宜
出版社
講談社
発売日
2020-05-15
ISBN
9784065196601
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それ自体が奇跡 (講談社文庫 お 128-3) / 感想・レビュー

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http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/04/post-ecaccc.html 共に百貨店で働く夫婦の話です。年に一度だけ公休日である元旦から始まって、次の年の元旦で終わる、一年間の物語。 ちょっとした気持ちのすれ違いがあってお互いに少し危ない展開もありながら、落ち着くところへ落ち着いたという展開でした。

2024/04/08

三代目けんこと

夫婦三部作を完読。すごいリアルで面白かったと同時に、気をつけようとも思った。

2022/06/02

dr2006

自分が百貨店でバイトしてたから移入できたのか、日常と地続きな物語が抜群の小野寺さん、良かった!百貨店勤務の田口貢と綾は職場で知り合い結婚して3年目だ。貢は福利厚生費の削減で廃部となった会社のサッカー部に属していた。翌シーズン大学の先輩が運営する社外のチームに誘われる。現役40年のキングカズは兎も角、20代で引退する選手が殆どらしい。貢は既に30歳。百貨店など販売の仕事は週末土日に私用(試合出場)で休暇を取るのは難しい。そんなことより、妻の綾へ何の相談もなく一人で加入を決めた貢に、綾は猛反発する。果たして。

2024/06/29

しゅてふぁん

百貨店に勤務する結婚3年目の夫婦の一年を書いた物語。ひと月ごとに視点が変わるのでお互いの内面がよくわかる。2人のすれ違いにモヤモヤ。私は綾とは全く違う考え方をするので、なかなか興味深く読めた。タイトルそのままな貢の『それ自体が奇跡』というスピーチは素敵だった。

2020/06/29

やっちゃん

夢を追う夫と現実的な嫁。小野寺作品らしくお互い誠実だけども価値観違うとすれ違っちゃうのか。妥協しちゃうのは楽。大人になっても仕事以外で本気になれるって羨ましいしすごいパワーだと思う。地域リーグの実情も興味深く良い作品だった。

2022/12/07

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