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無限の中心で

無限の中心で

無限の中心で

作家
まはら三桃
出版社
講談社
発売日
2020-06-10
ISBN
9784065197059
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無限の中心で / 感想・レビュー

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☆よいこ

YA。インフィニティ高校は通称「ゴン校」普通科文系、普通科理系、工業科、商業科、芸術科、スポーツ科の6つの科があり、それぞれの校舎が辺になり六角形(ヘキサゴン)の形に見えるから。とわは数学が苦手な文系女子。とわは、新聞部の助っ人で数学部の数学オリンピック参加について取材に行く。数学部では、部室に残された問題を謎の人物が回答を残していくというミステリーが起きていた。特徴的な文字を見たとわは、犯人に心当たりがあり、数学部に関わるようになる。▽「数学は自由な学問」「絶対的に正しいものの前では、自由でいられる」

2020/11/04

kei302

ときおり挿入される、とわ作の童話がよかった。かん←変換されない・・を気にかける優しい気持ちが伝わってくる。ところで、私は、素数と図形の補助線に美を感じる音楽系の高校生でしたが、無限音階は知りません。

2020/07/19

信兵衛

面白いのは、とわが随時、仲間たちのことを物語にして書き綴っていくところ。この物語がとても楽しい。

2020/07/11

anne@灯れ松明の火

遠い方の新着棚で。大好きなまはらさんの新作テーマは数学! 主人公「とわ」は数学が苦手な文系女子。ひょんなことから、数学研究部と関わることになった。数研では、何者かが難問を独特な方法で解いて、木曜に置いていくという「木曜日のミステリー」が起きていた……。3人の部員と顧問が超個性的。そして、ミステリーの中心人物ととわの意外な関係にも驚かされる。数学が苦手な私にも、「数学って美しいのかも……?」と思わせ、楽しく読ませてしまうとは、まはらさんはやっぱりスゴい。

2020/07/06

スノーマン

私も数学に対する心の距離が主人公のような感じなので、共に歩むヨチヨチ歩きの友達のように読み進めた。数学研究部の面々が個性的で面白かった。福井にも理数グランプリで毎年グランプリの子たちの写真が新聞に出るんだけど、眼鏡のいかにも賢そうな、ていう風でもなく、ちょっと髪の毛寝癖ついてるみたいな、とぼけた感じの男子とかで、見るたびにほのぼのする笑笑 物語は続きを感じさせる終わり方で、これが無限の先にある未来なのかな。

2021/01/18

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