作家逃亡飯 (星海社FICTIONS サ 5-1)
作家逃亡飯 (星海社FICTIONS サ 5-1) / 感想・レビュー
岡本
豪華作家陣による同人誌を纏めた一冊。作家各々がツイッター上でフザケてる時の延長線上にある様な感じで、読み応えはあるけど気軽に読める不思議な感覚。食レポを始めとした企画にて夫々の作家達の特徴が詰まっている。作家陣の中にお好きな先生がいる人にはオススメな一冊。
2020/09/21
うまる
ラノベ作家さんの同人誌を書籍化したもの。主に〆切から逃亡して食べるご飯の話。結構飯テロで読んでてお腹空いちゃいました。東京近郊の方だと、どのお店の話か推理するのも楽しいかも。 ご飯話以外の企画モノ、いちゃもん読者「じゃがトマ警察」の話と、異世界に行く前に必ず読んでおきたい「異世界ヒッチハイク・ガイド」も面白かったです。長月達平さんの女神の話と柴田勝家さんの異世界戦国話が凄く好き。 暁なつめさんは全部面白かった。このすば万歳! ちょいちょい出て来る "編集者のO田さん" がめっちゃ気になりました。
2020/11/28
よっち
カルロ・ゼン、蝉川夏哉、津田彷徨ら作家軽飯が創作者へ捧ぐ〆切からの逃避行。同人誌で発行していたものを単行本化した一冊。思ったより分厚かったですが、締め切りから逃亡するための隠れ家的なお店紹介から、ジャガトマ警察に関わるエピソード、異世界もの、魚、肉などテーマを決めて、前述の作家に暁なつめ、長月達平、日向夏、柴田勝家、理不尽な孫の手、円居挽、みかみてれんの各氏が共演するお話はそれぞれの個性が出ていてなかなか楽しかったです。それにしても肉のテーマで百合を語るみかみてれんさんにはブレないなと笑ってしまいました。
2020/07/05
わたー
★★★★★私が彼ら「作家軽飯」と出会ったのは2019年夏コミのことだった。カタログで見つけた時には作家陣の豪華さに驚いたものだ。それから約1年、まさか商業化するとは思わなかった。しかし、「太田が悪い」で始まった企画を星海社が商業化するのはある意味、順当ではなかろうか。話を戻そう。本書はこれまで作家軽飯が頒布してきた5冊の同人誌の全てを堪能できるという素晴らしい構成になっている。メシに関する短編が面白いのは言うまでもなく、昨今溢れるじゃがトマ警察を皮肉ったものや、異世界への取材記もありバラエティ豊か。
2020/06/02
宇宙猫
★★★ ラノベ作家の同人誌を商業化した本。豪華な作家陣が楽しんで書いてる感じの個性豊かな作品で、とても楽しい。”〆切と編集者から逃亡して食べる飯の旨さを説く”ということで、お店やグルメのレポ風の話が多いんだけど、食系に興味がないので「じゃがトマ警察の生理学」と「異世界ヒッチハイク・ガイド」が特に面白かった。
2020/06/27
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