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社会に出るあなたに伝えたい なぜ、読解力が必要なのか? (講談社+α新書 6-3C)

社会に出るあなたに伝えたい なぜ、読解力が必要なのか? (講談社+α新書 6-3C)

社会に出るあなたに伝えたい なぜ、読解力が必要なのか? (講談社+α新書 6-3C)

作家
池上彰
出版社
講談社
発売日
2020-11-20
ISBN
9784065201169
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社会に出るあなたに伝えたい なぜ、読解力が必要なのか? (講談社+α新書 6-3C) / 感想・レビュー

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かずー

仕事、プライベート問わず読解力の必要性を感じる。読解力を身につけたく手にした。読解力には教養が必要である。ただし教養と知識は違う。新聞、読書を通して知識を増やし知識を自由自在に駆使できるようにしたい。読解力は国語だけでなく全教科に必要とのこと。学生時代に身につけておけばよかった。

2021/01/19

Carlyuke

プロなのでとても上手い。前書きでPISAの国際調査での日本の読解力の低下という表現で注意を引かれた。統計学的に見ればそれほど騒ぐことではないとのこと。理系の学生の文学的文章への反応。すなわち定義やエビデンスの確認。論理的に考えるための数学の重要性。「科学的に考えるとは」。アウトプットや教えることを前提に読む。スマホが集中力を妨げる。日本のパソコン教育の遅れ。読解力より忖度力を伸ばした教育。なぜ読解力が必要かと言えば, 客観的・主観的な内容・コンテンンツを正確に把握して正確に対応するためだと理解した。

2021/01/03

キナコ

読解力と教養は似ていると思えた。一つ一つの情報を繋げて多面的に読み込んでいく力が読解力。前後の文章や単語の意味合いで、ある程度意味を考えたり、疑問を持つことが今後の社会人として必要な能力といえる。今はスマホを使って、その場ですぐに情報が収集出来はするが、本当に正しい情報なのか、ただ文章を覚えているだけになっていないか、自分自身に問いかけるきっかけになった一冊。

2024/05/30

ぴえろ

人間とAIの違い、読解力の必要性が問われている。日本での読解力低下への対応が教育現場で進む一方、出題者の意図を推測する、読解力とは違う「忖度力」の温床にすり替わっているのでは?とも指摘している。たしかに受験テクニックとして教えているようにも思える。新聞を読むこと、読書をすること、アウトプット(発信)を意識したインプット(情報収集)をして読解力をつけること。子どもとの日常の会話でも表現力読解力を鍛える会話法は意識してやっていきたい。

2021/08/29

ミライ

池上彰さん流のファクトフルネスな一冊。日本人の読解力が下がっている原因を考察し、読解力の伸ばし方が解説される。読解力には数学的能力が関わっており(論理的思考が身につくので)、高校の国語教科書が教養を伸ばすのにいいというのは、本書以外にも複数の本に書かれているので今度試してみたいと思う。読書の効能解説部分で、今の小中学生は「朝読」をしていることで大人よりも本を読んでいるというデータがあり、これは初耳だった。

2021/02/20

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