インド倶楽部の謎 (講談社文庫 あ 58-22)
インド倶楽部の謎 (講談社文庫 あ 58-22) / 感想・レビュー
五右衛門
読了。久しぶりでしたね。しかも長編にてカンバック!一冊で二度美味しい。前半から中盤にかけてはゆったり目に流れていた物語が中盤以降いつのも謎解きに入って一気に流れていきました。作中にもあったように二人で一つの物語を紡いでました。地元神戸が舞台で情景が浮かんで本当にインド亭があるかの様でした。次作も楽しみに待ってます。その間に横溝正史記念碑探しに行ってきます。
2021/01/12
純
読みやすかった。ダラダラ読むのにちょうどいい。わくわくしながら、一気に読むものではない。有栖川有栖の長編は、ダラダラ読みがちょうどいい。なんだろうな~、あっと驚く展開はないけど、なんか読んでしまう。それが、私にとっての有栖川有栖小説です。
2021/11/25
hnzwd
久々に読んだ有栖川有栖の国名シリーズ。今回はインド。とはいえ舞台は日本で、インド好きの集まるグループ内で起こった殺人事件が中心です。個人の人生が記されているアガスティアの葉を使った占い?を行った会合をきっかけとして発生した事件と対決。結末は作家アリスシリーズっぽくあっさり目ですが、それもまた。
2020/10/10
マホカンタ
久々の作家アリスの国名シリーズ。舞台が馴染みのあるエリアなので、本を読みながら場所が思い浮かぶ。後書きにもあったけど、『ニルヴァーナ』、実在するなら間違いなくトアロードだろうなぁ。今回は、ガミさん目線のパート、よかったです。是非、次の作品では今回思いついたこと、実現できたのか否かもガミさん目線で語ってください。事件の真相は、理解はできないけど納得できるもので満足。作家アリスシリーズ読むの久々過ぎて、過去の作品あまり覚えてないのですが、17歳の頃のアリスの話って作品になってます?
2021/05/31
マッちゃま
前世から現世 生まれてから死ぬまでが記されているというアガスティアの葉リーディングセッションの関わったメンバーが相次いで殺される。誰が?何の為に?国名シリーズ第9弾の長編。読み終えて思ったのは帯の言葉「神秘(ミステリー)が論理(ロジック)へ」そう、そうなんだよなぁと感じました。いや、実にお見事な本格ミステリ。細かすぎな部分も含めて小さな検証から導き出される答えは、まさにコレしかないと言える解答。フー&ホワイダニット、そのどちらも僕の答えは真実の一歩手前でした(苦笑)あとがきもワクドキな内容で今後も楽しみ♪
2020/11/03
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