中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1) (マガジンエッジ)
中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1) (マガジンエッジ) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
幻想水滸伝のコミカライズの頃から、志水アキさんの描くキャラクターが好きだ。今回は京極作品に挑んでいるわけだが、個性が強い分、読み手が持っているイメージにどこまで挑めるかが勝負どころだろう。今のところ(個人的には)まだまだシンクロナイズし切れていないが、これからかな。或いは完全なオリジナル方向へ向かってくれても面白そう、ともかく二巻へ。
2020/08/31
雪紫
京極さんと志水さんが紡ぐ新たな百鬼夜行シリーズ漫画版は、なんと京極堂の先生時代! しかし、京極堂を始め榎さんや関口もいつも通りなことで・・・。この当面狂言回しの主人公がいずれサイドストーリーに出て来ることがあるんだろうか気になる。個人的に2話のラスト2ページがお気に入りコマ。しかし、スピンオフだから怪異っぽい大騒動なのに、何処か微笑ましい。
2020/07/22
さくりや
やっと買えた!『鵺の碑』がいつまでーも出ないのでスピンオフに手を出してみる……。百鬼夜行シリーズの志水アキさんの絵を初めて見たとき、原作から出てきたようで驚いたのを覚えている。本当に想像通り!中禅寺みたいな先生がいたら、高校時代に現代文の授業で爆睡することもなかっただろうな……。いや、母校の先生方も良い方々だったが笑
2021/02/10
花乃雪音
京極堂が高校教師だった頃を描くスピンオフ。教え子の日下部を表舞台に出すことで自分は謎解きから身を潜めている。「この世には不思議なことなど何もないのだよ、日下部くん。」と決めセリフを放つし、榎木津や関口も登場する変わらなさがうれしい。1巻の引きで青マントの怪異について中禅寺のつぶやきがいい引きになっている。
2020/08/09
まるぷー
中禅寺秋彦が古書店を開く前に高校の国語教師だった頃の話。バスの中で女生徒日下部栞菜が拾った財布の持ち主を乗り合わせていた中禅寺が持ち主に返すことから、何かと栞菜が謎解きを持ちかける。深夜の図書室前の幽霊、空かずのトイレの赤い紙、青い紙の学校七不思議。着物姿でないスーツ姿の中禅寺秋彦はやはりニヒルで「この世に不思議なことは何もないのだよ、日下部くん」のセリフも最初から出てきて爽快。そして、榎木津もひと暴れして次巻も楽しみなシリーズだ。
2020/08/18
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