ナイチンゲール 「看護」はここから始まった (講談社青い鳥文庫 D む 3-1)
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ナイチンゲール 「看護」はここから始まった (講談社青い鳥文庫 D む 3-1) / 感想・レビュー
鳩羽
イギリスの上流家庭に生まれたフローレンスは、小さい頃から怪我をした生き物を治したり、病人の世話をすることに幸福を感じていた。やがて社交界よりももっと価値のある仕事をしたいと思いつめるようになり、家族の反対を押し切り看護の道へと進むことになる。高い教育、教養を身につけており、資産家だったところから、もう常人とは異なる感じがするが、召命という、ちょっと難しいけれどそれを為さずにはいられない切実さに心を打たれる。統計学を能く使い、女性の就職による地位向上などにも貢献し、とにかくすごい人だと驚かされる。
2020/09/27
ふらこ
とりあえず、おおまかにナイチンゲールの生涯がわかればいいな。と思って。児童書を選んでみました。わかりやすくて良いですね。ナイチンゲールの支援者が思っていたより大人数で、びっくりしました。終わりの方に人物解説が付いているので親切ですね、この本。ナイチンゲールといえば意志の強い人!というイメージでいたんですが、若い頃は悩んで体調崩したりとかあって、そういう葛藤を経たからこそ、得た行動力だったのかな、と思いました。
2024/05/24
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