教えて、釈先生! 子どものための仏教入門
教えて、釈先生! 子どものための仏教入門 / 感想・レビュー
☆よいこ
子供向け仏教入門書。浄土真宗本願寺派・如来寺住職の釈先生が、仏教に限らず宗教全般について、小学生に説明する[1.仏教ってなあに?]仏教の言葉多い[2.天国か地獄か]行先は貯めたポイント制[3.おとなりさんにはナゾがいっぱい]仏教以外の宗教[4.お墓には不思議かいっぱい]イスラム教は土葬ヒンドゥー教は墓なし[6.死んだらどうなるの?]悲しみはごまかさない[7.お葬式のアレコレ]死者儀礼[8.お坊さんの仕事]法事[9.日本人流、宗教とのつきあい方]感じる宗教、行う宗教。日本人は『無宗教』ではない。▽なるほどー
2022/03/24
小紫
小学生達がお寺に質問しに行って、釈先生に仏教の基礎について教わっている様子が描かれている、入門としてとっつきやすい本でした。文字も大きくてその方の面でも読みやすい。別の宗教、の要素としてムスリムの子供が登場人物として出てきていますが、無知な私はイスラム教に出版物が関わって大丈夫か、と変な心配をしてしまいました(苦笑)。それと、さらっと流されていますが、土葬をするムスリム達で、火葬ですんでしまう(?!)日本人のお墓用の土地が侵食されていくのでは、と自分の狭量さにも後ろめたさを感じたりして。《図書館》
2020/12/03
Gamemaker_K
仏教は、イスラム教やキリスト教などと比べるとあっさりしているなと思っている。良くも悪くも。…いろんな宗教を信じるという立場ってのもOKだと思うのだが
2022/05/12
6haramitsu
なるほどな。宗教って、我々が思っているより生活に溶け込んでいて、一般的に言う宗教は「制度宗教」。もはやミーハーな習慣/文化になりつつあるのが「市民宗教」。 もともと、死者を埋葬するなど他の動物とは違う自然などへの畏れからくる行動を「自然宗教」。 「人間は宗教を持つ動物」日本人が感じる「宗教」の概念はちょっとずれてるんだとよく分かる。 国家神道やカルト教団などあっての反発なのだろうか。だとしたら数十年後か100年後かは分からないが、また宗教を生活の中心に持ってくるような文化が来るかも。
2021/12/05
感想・レビューをもっと見る