新本格魔法少女りすか(4) (講談社ノベルス ニJ- 44)
新本格魔法少女りすか(4) (講談社ノベルス ニJ- 44) / 感想・レビュー
ゼロ
最終巻。前巻より13年振りの続刊。第10話が08年に書かれ、その続きが20年に書かれています。同じ本の中で、読み応えに違いがありました。08年の著者なら勢いと虚勢で物語を進めていこうとしたんでしょうが、20年の著者は冗長と説明で物語を閉じました。ラスト3話は、17年後の世界に飛んだり戻ったりし、時事ネタを入れたりして、リスカシリーズではなく、物語シリーズを読んでいるような印象。ページ数が足りないのか、最終決戦は省略され、神檎の存在感はなく、リスカは消え、キズタカは凡人となった。出産エンドは流行りなのか。
2021/07/29
りんご
終わりました!空白期間があっての最終巻ですが、そこを上手いこと内容にも絡ませてきて憎い演出です、コノコノォ。(私とあなたたちの世界がとうとう終わるんだなあ)と思ったら、不覚にも涙ぐんでしまいました。幼稚な自分にもうさよならだぜ。「遊園地化している、血戦の地が、、、、。」と主人公が思う箇所があります。私の心境がまあ、これに近かったわけですけどね、それでもやっぱり読んでよかった。ご都合主義上等。
2021/07/22
鷺@みんさー
供犠家に敬意を払って、私も感想はこの一言にとどめよう。「終わっているならそれでいい」次は世界シリーズか。17年くらいは待つ所存。
2021/12/06
紫伊
中高生の頃ハマった西尾維新作品。その中でもりすかシリーズはとても好みの作品だった。そのこともあってかいつも迷った挙句手放せなかった。わたしにとってのそんな作品がついに完結。もう続きは出ないのかと思っていたので嬉しく懐かしくなった。若く赤い少年少女の物語。一巻に濃縮した為か駆け足感はあるけれど再びこの世界に会えたことが感慨深い。この展開や結末はきっと作者が17年前に想定したものとは違う気がする。今の作者だから書けた作品なのではないかとおこがましくも思った。
2021/01/12
ガットウ
★★★3.5点。14年ぶりのシリーズ新作にして完結編。正直内容を、ほとんど憶えてなくて、往生しましたが、色々な意味でユニークな作品でした。
2021/02/07
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